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明治維新の立役者、坂本龍馬が京都・近江屋で襲われ、波乱の人生に幕を閉じたのは慶応3(1867)年11月15日…

 明治維新の立役者、坂本龍馬が京都・近江屋で襲われ、波乱の人生に幕を閉じたのは慶応3(1867)年11月15日。ちょうど150年前のことだ

▼節目に合わせて、龍馬について調べていたら、面白い言い伝えがあることを知った。龍馬の家系をさかのぼると、本能寺の変で主君織田信長を討った明智光秀につながるというのだ

▼龍馬ゆかりの高知市・桂浜の近くにある高知県立坂本龍馬記念館はホームページで、坂本家の祖先は光秀の女婿とも、いとこともいわれる明智秀満(左馬之助)につながるという説を紹介している。明治時代に坂崎紫瀾(しらん)という人が龍馬を主人公にして書いた伝記小説「汗血千里駒(かんけつせんりのこま)」でこの説が広まったとか

▼本能寺の変後、光秀は山崎の戦いで、中国地方から“大返し”した羽柴秀吉に敗れた。秀満は光秀の居城だった坂本城(滋賀県大津市)に入り、城に火を放って自刃したとされる

▼明智後胤(こういん)説によれば、坂本城から逃れた秀満の一族の者が、姓を「坂本」に改めて土佐に移り住み、坂本家の先祖になったとする。織田家中で光秀は四国方面を担当し、重臣の斎藤利三の姉(妹?)は土佐の戦国大名長宗我部元親に嫁した。浅からぬ縁がある地に明智ゆかりの人物が落ち延びたとしても不思議ではない

▼資料が残っていないので真偽は分からない。だからこそ、想像を膨らませロマンに浸ることができる。それも歴史の楽しさだ。


=2017/11/15付 西日本新聞朝刊=

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