2017年の最後の日にスペースワールドが閉園になり、明けた18年には「人口95万人割れ」のニュースもあった…

 2017年の最後の日にスペースワールドが閉園になり、明けた18年には「人口95万人割れ」のニュースもあった。北九州市の人は浮かない気分では

▼と思うのは勝手な思い込みらしい。北九州に行って一緒に飲んだ友人は元気がよかった。「浜松対宇都宮」で語られるギョーザ自慢に近年参入した「八幡ぎょうざ」自慢が、友人の古里自慢のプロローグだった

▼鉄の街だった八幡での「鉄は熱いうちに打て、ギョーザは熱いうちに食え」で始まった友人の話は、屋台は博多が有名だが北九州にも独特の屋台文化が、と続き-

▼さらに、その昔七色の煙を吐き出した工場群はクリーンな先端企業群に変わり、洞海湾は浄化されたしホタルが戻った川もあるよ、と忙しくあちこちに飛んだ

▼最近の本紙に「『住みたい田舎ランキング』で、人口10万以上では北九州が総合1位」と出ていたのでそれも酒のさかなになった。記事の基の「田舎暮らしの本」2月号によると移住者に対する市のサポートが評判という。北九州には無法松に代表される厚い人情もあるよね、と友人に言うと八幡ぎょうざの次の店で小倉焼きうどんをおごってくれた

▼人口が減ったとはいえ九州では2番目に大きな街だし、芝がきれいな小倉競馬場辺りに行けば山の緑も迫る。そういう大いなる都会兼田舎であることを知る人が増えれば、移り住みたい人はもっと増える、と思ったことだった。


=2018/01/21付 西日本新聞朝刊=

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