「48」…その世界ではヨンパチと呼ばれる…

 「48」…その世界ではヨンパチと呼ばれる。警察や検察が容疑者を逮捕したら、身柄の拘束を続けるか釈放するか、48時間以内に判断を下すルール。拘束の可否は裁判所が決めるが、長期の拘束を容認する例が多いから困りもの

▼「18」…イチかバチか。捜査機関はとかく功を焦って大物の摘発に動く。その危うさを見抜くのが裁判所の役目のはず。「一か罰か」の当て字もある。東京地検特捜部は大丈夫か

▼「64」…わずか1週間で終わった昭和64年。この間に起きた未解決事件をロクヨンと名付け、警察内部の人間ドラマを描いた横山秀夫さんの小説は傑作。間もなく「31」(平成31年)も4カ月で幕を閉じ、新元号へ

▼「7~11」…当初は朝7時~夜11時の営業をうたったコンビニ。それがいつしか「24」時間に。便利で助かるが、個人経営のフランチャイズ店から負担軽減を求めるSOS。どうやら見直しの機運

▼「23」…世界的企業ニッサン(日産)は混迷の中。一連の事件で、ようやく保釈された前会長のカルロス・ゴーン被告は全面無実を訴え、法廷闘争の構え

▼「108」…人間の煩悩の数。除夜の鐘はこの数に合わせて突く。偶然か必然か、ゴーン被告の身柄拘束はこれと同じ日数に。保釈後も、こちらは自宅へのカメラ設置などで24時間監視付き。さて裁判の行方は。以上、数字で読み解く「ニッポンの世相」-。紙幅が尽きたのでここまで。

=2019/03/09付 西日本新聞朝刊=

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