【2019県議選情勢】(2)

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■現職3人が立候補予定 西区

 定数3に対し、現職3人が立候補を予定し、ほかに表だった動きはない。

 自民現職の田中久也は現職唯一の80代で福岡県議最長の13期目を狙う。根強い支持者を中心に足場を固める。自民現職で3期目を目指す野原隆士は支持者回りを重ね、ミニ集会を開きながら実績をアピール。国民現職で3期目に挑む仁戸田元氣は連合福岡の推薦を受け、各校区の世話人を通じ地域への浸透も図る。

■自民現職が今回無所属 城南区

 自民現職だった9期目のベテラン武藤英治は、県知事選で党推薦新人候補の応援を拒んで現職支持を表明。県議会会派を離脱し、県連から公認を取り消された。今回は無所属で立候補する。長年の経験で培った人脈を生かして企業や団体を回って推薦を依頼し、スポーツクラブの集まりにも顔を出している。

 国民民主現職の守谷正人は支持者宅にあいさつ回りをするほか、フェイスブックなどSNSを使って情報を発信。前副議長としての実績をアピールしている。

■各陣営とも激戦を予想 早良区

 3議席をめぐり、現職3人と新人1人が名乗りを上げている。6人が立候補した前回よりも当選ラインが上がるとみられ、各陣営とも激戦を予想し、態勢の引き締めを図る。

 自民現職で2期目を目指す大田満は、地域の世話人とともにあいさつ回りを重ね4年間の実績をアピール。公明現職の新開昌彦は、支持母体の創価学会を軸にし、ミニ集会を開いて支持者の拡大に力を入れる。7期目を目指す無所属現職の古川忠は、長年の支持者をしっかり固め、あいさつ回りで支持の広がりを図る。

 立憲民主新人の後藤香織は県連の藤田一枝幹事長の支援を受け、子育て世代の目線からの訴えを積極的に展開している。

■“稲富系”が2議席狙う 南区

 自民、公明、国民民主の現職4人と無所属新人の計5人で4議席を争う。

 「有権者の入れ替わりが激しい選挙区」と声をそろえる自民現職2人は面会での訴えを重視。樋口明は支持団体を回りつつ、駅前でのパンフレット配布にも力を入れる。加地邦雄は支援者や企業、団体へのあいさつを重ねる。

 公明現職の浜崎達也も「どぶ板選挙」と位置づけ、支持組織や企業、個人に直接会って支持を訴える。

 国民の衆院議員稲富修二の支援を受ける国民現職大田京子は、地元での集会や行事への参加に加え街頭に立って無党派層にも浸透を図る。稲富の秘書で無所属新人の荒武見希は、稲富と活動を共にし、自転車で地域を回って知名度アップを図っている。

=2019/02/22付 西日本新聞朝刊=

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