福岡知事選21日告示 自民分裂選の様相

 第19回統一地方選は21日、福岡、大分など11道府県の知事選が告示され、1カ月間に及ぶ選挙戦の幕が開く。前半戦は知事選と6政令市長選、九州7県を含む41道府県議選、福岡や熊本など17政令市議選で、投開票は4月7日。政令市以外の市区町村長選と議員選がある後半戦は、衆院大阪12区、沖縄3区の補欠選挙とともに同21日投開票される。人口減対策などを論点に夏の参院選の前哨戦として与野党が総力戦で臨む。

 福岡知事選は、いずれも無所属で、3選を狙う現職の小川洋氏(69)と新人の元厚生労働官僚武内和久氏(47)=自民党推薦、新人の共産党県委員会副委員長篠田清氏(70)=共産推薦=の三つどもえの様相。過去2回は与野党相乗りで小川氏を支えたが今回は自民県連が推薦候補を公募し、武内氏を選出。麻生太郎副総理兼財務相や大家敏志参院議員など麻生派議員、麻生渡前知事らが付く。

 一方、小川氏は各党への推薦願を取り下げ「県民党」の立場で臨む。武田良太衆院議員など二階派議員や山崎拓元衆院議員らが後ろ盾となり、自民分裂型の激しい選挙戦が予想される。

 大分知事選は5選を目指す無所属現職の広瀬勝貞氏(76)と共産新人の山下魁氏(42)による一騎打ちの公算が大きい。広瀬県政16年の評価が争点。福岡を含む福井、島根、徳島の4知事選が保守分裂し、北海道は唯一の与野党対決型となる。

=2019/03/20付 西日本新聞朝刊=

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