九州7市長選に16人 別府市は戦後初の無投票

支援者から花束を受け取り、喜ぶ長野恭紘氏
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 第19回統一地方選の後半戦は14日、政令市を除く市長選と市議選、東京特別区の区長選と区議選が告示された。全国の86市長選には計161人が立候補。うち九州の8市長選には計17人が届け出た。県庁所在地の津や高松を含む27市で1人しか立候補がなく、当選が決まった。無投票の割合は31・4%。過去最高の32・7%には達していないが、前回2015年の30・3%から微増した。九州では大分県別府市が戦後初の無投票となった。選挙戦となった市区長選、市区議選は、9日告示の衆院沖縄3区と大阪12区の補欠選挙や、16日告示の町村長選、町村議選とともに21日に投開票(一部翌日開票)される。

 九州の市長選では、別府市を除く7市の計16人が選挙戦を展開中だ。

 福岡県内の3市長選は、いずれも現職と新人の一騎打ちとなった。直方市は、再選を狙う検事出身の現職と元副市長の新人が激突。田川市は再選を目指す現職と元市議の新人、春日市は6選に挑む現職と元市議の新人が名乗りを上げた。

 前回、無投票だった長崎市は、4人が立候補し激戦に。全国ワーストの転出超過対策として、4選を目指す現職は市中心部の大型開発推進を掲げ、元県議と元市議2人の新人3人が異を唱える。長崎県佐世保市は、4選を狙う現職と告示2日前に立候補を表明した新人との戦い。

 大分市は、再選を目指す現職と共産新人が争う。現職には与野党が事実上相乗りしており、統一地方選前半戦の大分県知事選と同様の構図になった。熊本県人吉市は、再選を狙う現職に、前回4年前の選挙で敗れた元職が挑む。

 前回、現職の不出馬で新人5人が争った別府市は無投票となり、無所属現職の長野恭紘氏(43)=自民、公明推薦=が再選を果たした。女性候補は大分市と春日市の新人の2人。春日市では初の立候補となった。

 九州7県の39市議選(総定数826)には、計996人(うち女性122人)が立候補を届け出た。

 無投票は佐賀県多久、大分県津久見、宮崎県小林、鹿児島県枕崎の4市で当選者は計62人。多久、津久見の両市は前回に続き無投票となった。枕崎市は立候補を締め切る約2時間前に、定数ぎりぎりの14人目の候補が届け出て、「定数割れ」は避けられた。

 全国では九州を含む294市議選(総定数6726)に計8063人が出馬。九州の4市を含む11市で計182人の無投票当選が決まった。

   ◇    ◇

 氏名(敬称略)、投票日21日現在の満年齢(無投票当選者は告示日現在)、党派、現元新別、当選回数。次行は、代表的肩書、[元]の後は過去の経歴、現住所、最終学歴。

 党派略称 自=自民党、国=国民民主党、公=公明党、共=共産党、由=自由党、社=社民党、諸=諸派、無=無所属

 (届け出、■=推薦 □=支持)

=2019/04/16付 西日本新聞朝刊=

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