現職と新人、準備万端 知事選21日告示

広瀬氏の決起集会に集まった参加者
広瀬氏の決起集会に集まった参加者
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 統一地方選の幕開けとなる知事選が21日、告示される。無所属で5選を目指す現職広瀬勝貞氏(76)と、新人で共産党県委員会書記長の山下魁氏(42)が立候補の意向を表明しており、一騎打ちの公算が大きい。2人は告示に向けて集会を開くなど準備を加速させており、17日間の選挙戦で論戦を展開する。投開票は4月7日。

 広瀬氏の後援会は18日夕、大分市で決起集会を開催。登壇した村山富市元首相は「継続した県政発展のために広瀬さんに圧倒的支持を集めて最後まで頑張ってもらいたい」と、集まった約2千人(主催者発表)に呼び掛けた。佐伯市出身でキヤノンの御手洗冨士夫会長も「大分の未来のために広瀬氏をもり立てていこう」とあいさつ。参加者全員で気勢を上げた。

 広瀬氏は「県民党」を掲げ、無所属で立候補する。商工会議所や農協など約100団体から推薦を得た。県内18市町村に後援会支部を立ち上げており、期間中は各地で演説会を開いて支持を訴える方針。人口減や少子高齢化に歯止めをかける地方創生を唱える。

 前回に続き2度目の知事選挑戦となる山下氏。告示1カ月前の2月に立候補を表明した後は、JR大分駅前(大分市)で街頭演説を行ったり、ミニ集会を精力的に開いたりして知名度アップに努めてきた。

 共産党県委員会は、知事選と同日に投開票される県議選大分、別府両選挙区での議席獲得を統一地方選の「最重要目標」に掲げており、山下氏は両選挙区の党公認候補と連動して選挙運動を行い、支持の拡大を図る。選挙公約をまとめたビラは30万枚準備したという。林田澄孝選対本部長(68)は、県内の約200支部総掛かりで選挙に挑むと強調。「広瀬県政は国の言いなりだ。批判票を掘り起こしていく」と意気込む。

=2019/03/20付 西日本新聞朝刊=

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