20年で定数半減8人に 佐賀・大町町議会 引退議員多数、2減を可決

 4月の統一地方選で町議選を行う佐賀県大町町議会は15日、定数を10から8に減らす条例案を可決した。告示を1カ月後に控える中、人口減による定数削減を求める町民の要望に応えた格好で、定数16だった20年前から半減した。

 同町はかつて炭鉱町として栄え、人口は1958年のピーク時に約2万4千人に上ったが、99年には約8750人に減り、現在は約6500人。議会の定数も2003年に1減、07年にも五つ減らした。

 しかし、町の区長会は2月末、改選時にさらに削減するよう請願を提出。議会も今期で引退する5議員を中心に同調する声が多く、15日の本会議では選挙直前での変更に一部反対もあったが、2減を決めた。

 九州で最も定数が少ないのは鹿児島県三島村の7。定数8は今回削減を決めた大町町を含め、11町村になる。ただ1999年時点では同町の定数16が一番多く、この20年間で見れば削減幅は最も大きい。

 町議の一人は「議員の資質を高めれば済む、との声も多く仕方ない」と話す。定数8となる町議選には現職4人と、新人9人が出馬を検討しているという。

=2019/03/16付 西日本新聞朝刊=

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