「日米に謝罪と賠償を求めよ」 韓国人被爆者団体がソウルで集会

韓国外務省前で、韓国人被爆者の救済を訴える市民団体=9日午前、ソウル
韓国外務省前で、韓国人被爆者の救済を訴える市民団体=9日午前、ソウル
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 【ソウル曽山茂志】長崎原爆の日の9日、韓国・ソウルでは在韓被爆者らでつくる「韓国原爆被害者協会」の会員らが韓国外務省前で集会を開き、日本と米国に謝罪と賠償を求めるよう訴えた。

 広島と長崎で被爆した朝鮮半島出身者の子孫や支援者約20人が参加。長崎に原爆が投下された午前11時2分に合わせ、「韓国政府は速やかに日本と米国に謝罪と賠償を求めよ」との声明を読み上げ、原爆被害者の調査や日本に残る遺骨返還を求めた。

 3歳まで長崎市に住んでいたという南祥子(ナムヤンジャ)さん(75)は「多くの親戚が被爆して、帰国後に後遺症で亡くなっていった。被爆者が生きているうちに一刻も早く救済されるべきだ」と語気を強めた。広島と長崎で被爆した朝鮮半島出身者は計約7万人といわれる。韓国政府によると、韓国で存命の被爆者は2290人(7月末)。平均年齢は79歳。

=2018/08/10付 西日本新聞朝刊=

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