文大統領「大胆な決断が必要」 米朝に促す

 【ソウル曽山茂志】韓国の文在寅(ムンジェイン)大統領は11日、大統領府で開催された閣僚会議で、北朝鮮の非核化の実現に向けて「米国と北朝鮮の両首脳の、度量が大きい構想と大胆な決断が必要だ」と強調し、「北朝鮮は核廃棄を実行しなければならず、米国は相応の措置を取って環境を整えなければならない」と指摘した。

 北朝鮮に核実験場の廃棄や弾道ミサイル発射場の解体に続いて核兵器の廃棄を求める一方、米国には朝鮮戦争の「終戦宣言」や制裁緩和を求めた格好。文氏は18~20日に北朝鮮の平壌で開催する金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長との首脳会談について「朝鮮半島の完全な非核化と平和体制構築に向けてさらに大きな一歩を踏み出す決定的な機会とし、米朝対話の膠着(こうちゃく)状態も打開しなければならない」と訴えた。

 一方、訪韓している米国のビーガン北朝鮮担当特別代表は11日、康京和(カンギョンファ)外相、李度勲(イドフン)・朝鮮半島平和交渉本部長らと会談。南北首脳会談を控えて米韓の連携を再確認した。

=2018/09/12付 西日本新聞朝刊=

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