米戦利品117年ぶり故郷に戻る フィリピン返還のバランギガの鐘

 15日、「バランギガの鐘」の返還式典で演説するドゥテルテ大統領=フィリピン・バランギガ(共同)
15日、「バランギガの鐘」の返還式典で演説するドゥテルテ大統領=フィリピン・バランギガ(共同)
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 【バランギガ共同】米国が20世紀初め、交戦中だったフィリピンから戦利品として持ち帰り、11日に返還された「バランギガの鐘」が15日、中部サマール島バランギガの教会に戻った。117年ぶりに鐘が鳴らされ荘厳な音が響くと、返還を待ちわびた地元の人たちは喜びに沸いた。

 教会前の広場で開かれた返還式典に出席したドゥテルテ大統領は「画期的な出来事だ」と演説し、米国に謝辞を述べた。その後、戦闘に参加した両国の兵士の名が刻まれた壁面の前で敬礼した。地元住民ら千人以上が様子を見守った。

 鐘は米比戦争中の1901年、フィリピン側が米軍を奇襲する際の合図として鳴らされた。

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