民主オルーク氏、米大統領選出馬へ 若手のホープ

 【ワシントン田中伸幸】米民主党の若手のホープとして注目されるベト・オルーク元下院議員(46)が14日、中西部アイオワ州で来年の大統領選への立候補を表明した。オルーク氏は昨年の中間選挙の上院選で保守王国の南部テキサス州から出馬。共和党現職の有力議員クルーズ氏に敗れたものの大接戦を演じたことから、民主党支持の若い世代を中心に大統領選出馬への期待が高まっていた。

 民主党は再選をにらむトランプ大統領の打倒が悲願だが、オバマ前大統領に続くリーダー不在に加え、党指導部も高齢化しており、世代交代を求める声が強い。大統領選には既に10人以上が立候補を表明しているが、70代の候補者も少なくない。「演説スタイルがオバマ氏に似ている」とも評され、清新さが売りのオルーク氏は台風の目になる可能性がある。

 オルーク氏はメキシコとの国境地域出身の白人男性で、下院議員を3期6年務めた。政策は中道寄りとされ、トランプ氏の公約である国境の壁建設に強く反対し、移民に寛容な政策を訴えている。ただ、他の候補に比べ出馬表明が遅れたことから、最近の世論調査では出馬を検討しているバイデン前副大統領と、最左派のサンダース上院議員(いずれも70代)とは20ポイント以上の差がついている。

=2019/03/15付 西日本新聞朝刊=

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