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鈴木圭がG1 4度目V スピード王 【山陽】

大会を初制覇し、ガッツポーズの鈴木圭一郎
大会を初制覇し、ガッツポーズの鈴木圭一郎
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 山陽オートのG1第52回スピード王決定戦は最終日の9日、最終12Rで優勝戦(1着賞金300万円)が行われ、鈴木圭一郎(22)=浜松=が、7番手Sから5周3角で先頭に立ち、1着ゴール。山陽初Vを伝統のあるG1で決めた。今年のG1制覇は初めてで、G1通算では4度目のVを挙げた。2、3着には、岩崎亮一(41)、緒方浩一(32)の山陽勢が入った。5日間の総売上額は9億7705万円(目標額10億9200万円)だった。

■ヒーロー 山陽初V決めた

 “スピードキング”の称号は、やはり2期連続S1の鈴木圭一郎のためにあった。7番手Sながら序盤で3番手までに浮上すると、中盤で先頭を走る岩崎亮一をとらえ、あっさりと先頭へ。「朝練でありえないF。これはまずいなと思ったが、Sは張り込まずに行っても8周回ある。いつも通り平常心でいければ勝てるかな。車もすごく良かったし、気持ちにも余裕があった」。強過ぎる勝ちっぷりとは裏腹に、インタビューでは興奮した様子も全くなく、冷静に振り返った。

 7月の川口G1初日にF、2日目に反則妨害とファン、選手にも迷惑を掛けるレースが続いた。「そのあたりから気持ちを入れ替えようと思った。とにかくレースで楽しもう、と」。勝ちへの極度のこだわりを捨てたことで、気持ちに余裕が生まれ、それが結果的にいい方向に向いた。

 同期、先輩レーサーと協力して整備に励んできたのも大きな財産になった。「前回の飯塚(プレミアムカップ)で負けてから吉原(恭佑)君といろいろと考えた。先輩にも協力してもらい、いい結果を残せれば、と。考え方が違うので、新しく発見する部分はあった」。自分一人では得られなかった整備の引き出しも確実に増やした。

 次節からも浜松G2ウィナーズカップ→浜松SG日本選手権→飯塚G1開設記念レースと、年末にかけて記念戦線がめじろ押し。「とにかく整備には妥協せず、いいレースがしたい」。趣味は“オートレース”と公言するオートレースの申し子は、まだまだ進化の歩みを止めない。 (三島)

 ◆鈴木 圭一郎(すずき・けいいちろう)1994年11月30日、東京都生まれ。159センチ、51キロ、血液型A。32期生として2013年7月に選手登録。同期には吉原恭佑、益春菜らがいる。16年10月に川口全日本選抜でデビュー後最年少、最短でSG制覇。以後、17年4月川口オールスターまで前人未到のSG4連続Vを成し遂げた。通算248勝、18V(SG4、G1 4)

■戦い終わって

 岩崎亮一(2着)優勝戦が一番良かった。直線は(鈴木圭一郎にも)そう離されることもなかった。

 緒方浩一(3着)仕上がりは負けていたかもしれないが、自分なりに今節のベストだった。

 矢野正剛(4着)健闘できたと思う。エンジンのおかげ。いい経験になった。

 早川清太郎(5着)朝練で確認して大丈夫だったタイヤがハネた。

 高橋貢(6着)車が変調。最終の時間帯に走っていなかったのが痛かった。

 新井恵匠(7着)レース前にした調整が裏目。回転が上がり過ぎた。

 藤岡一樹(8着)パワーをつけようとしたが、回転が上がり切らなかった。

=2017/10/10付 西日本スポーツ=

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