鈴木圭V3 浜松SG全日本選抜

大会3連覇と自身2度目のSG完全Vを達成して笑顔の鈴木圭一郎
大会3連覇と自身2度目のSG完全Vを達成して笑顔の鈴木圭一郎
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 浜松オートのオッズパーク杯SG第32回全日本選抜は最終日の8日、最終12Rで優勝戦(1着賞金1300万円)があり、鈴木圭一郎(23)=浜松=が、トップSから後続を引きちぎる圧勝劇。大会3連覇と、自身2度目のSG完全Vを決めた。SG通算は7度目のV。2着は佐藤貴也(33)=浜松=で、3着には金子大輔(38)=浜松=が入り、地元浜松勢が上位を独占した。5日間の総売上額は12億3538万円(目標額16億5000万円)だった。

■ヒーロー

 最後まで勝利の女神に見守られた鈴木圭一郎が、圧勝で大会3連覇と自身2度目のSG完全Vを達成した。「うれしいとしか言いようがない。大会3連覇もあまり気にしなかったのが良かったかな。開き直るとだいたい勝てるなぁ」。最近はSGなど優勝戦の大舞台で結果を残せなかったが、「SGが取れたから流れは戻ったかな。そう思いたい」と笑顔を見せた。

 初日から圧勝劇の連続にも、自身の機力評価は「いい感じはしない」と全く納得できる状態ではなかった。それでも「逃げる分には問題ない」。しかもSの切れには自信があった。そこで1角先取りから逃げるだけの展開-を、想定して1枠を選択。その作戦は見事に成功した。

 強Sから真っ先に1角に突入。9月の飯塚プレミアムカップ優勝戦で、1枠から逃げ切った木村武之の走りから「1コーナーの回り方が勉強になったところがあったので、そう回った」と振り返った。その後、完璧な運びで立ち上がり「(開け開けで逃げていた時の)2級車のイメージ」で車を加速させた。最終で多少走路温度は下がったが、照った走路で3・355の時計では、さすがに誰も追いつけなかった。

 これで今年のSG制覇は2度目で、早くも通算7V。年末のスーパースター王座決定戦には「スーパースターは厳しい。弾みがついたとは思わない。とにかくいいレースをするだけ。その思いは変わらない」。これからも結果、記録にはこだわらず、ファンに強烈な印象を残すレースだけを求めて努力、整備は怠らない。 (三島)

 ◆鈴木圭一郎(すずき・けいいちろう)1994年11月30日、東京都生まれ。160センチ、50キロ、血液型A。32期生として2013年7月に選手登録。同期には吉原恭佑、益春菜らがいる。16年の川口全日本選抜でデビュー後最年少、最短でSG制覇。そこから前人未到のSG4連続Vの偉業を達成した。16、17年には最優秀選手賞を獲得。通算341勝、28V(SG7、G1 5、G2 2)。

【戦い終わって】

 佐藤貴也(2着)Sが行ければ展開は変わっていたと思う。それに尽きる。

 金子大輔(3着)調整がいい方向。確定掲示板に載れたのは収穫だった。

 中村雅人(4着)最終レースに合わせきれなかった。最後まで重かった。

 篠原 睦(5着)エンジンもタイヤも準決の方が感じ良かったね。

 加賀谷建明(6着)あんなSじゃ話にならない。タイヤ、車は悪くなかった。

 木村武之(7着)整備してもタレる症状は根本的に直っていなかった。

 伊藤信夫(8着)いいSが行けたが、タイヤに負担がかかって流れた。

=2018/10/09付 西日本スポーツ=

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