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アビスパ福岡3連勝 ウェリ決めた!!みそぎの2発 2位渡さん

後半、勝ち越しゴールを決め、ほえながらスタンドのサポーターに駆け寄る福岡・ウェリントン(撮影・中村太一)
後半、勝ち越しゴールを決め、ほえながらスタンドのサポーターに駆け寄る福岡・ウェリントン(撮影・中村太一)
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 アビスパ、3連勝! V・ファーレンを離した! J1自動昇格圏内の2位につけるアビスパ福岡は敵地で横浜FCに3-1で逆転勝ち。3連勝で勝ち点を67に伸ばした。出場停止から復帰2戦目のウェリントン(29)が勝ち越し弾など2得点を挙げた。3位のV・ファーレン長崎は町田を相手に先制しながら、追い付かれて1-1で2試合連続の引き分け。福岡と長崎の勝ち点差は前節の1から3に広がった。ロアッソ熊本は0-1で松本に敗れた。

 頼れる男の右足一閃(いっせん)にアビスパサポーターが一気に沸き返った。同点の後半29分だ。後半から出場のウェリントンが、ペナルティーエリア手前右で石津からパスを受け、豪快にゴール左に突き刺した。出場停止から復帰2戦目、8月11日の京都戦以来9試合ぶりの今季16得点目は歓喜の勝ち越し弾だ。同35分にはPKも決めて勝利に導いた。

 「いつもならパスを選択していたかもしれない。でも自分もゴールを決められていなかったのでシュートを決断した。いい結果になってよかった」。何としてもチームに貢献したい理由がウェリントンにはあった。

 9月9日のホーム愛媛戦で乱暴な肘打ちをして2試合の出場停止を科せられた。チームの柱としてあってはならない「不在」につながる行為。猛省したウェリントンは仲間にわびた。「出場停止が解けたらチームのために全力でプレーする」。復帰後は2戦連続でベンチスタートでも「悔しい思いとチームの勝利は別」と心はぶれなかった。

 前半は0-1。同点ゴールは後半途中から登場した石津だった。後半11分に直接FKを左隅に入れた。前節はベンチ外。「悔しい思いが点につながった」。試合前にJ1自動昇格圏内を争う長崎が、ニッパツ三ツ沢球技場から20キロほど離れた町田でドローに終わったと知った。「勝てば引き離せる。得点を取りたい」と石津は狙い通りの今季7点目を挙げた。

 今季2度目の逆転勝ち。前回の逆転勝ちだった6月17日の名古屋戦は、相手が1人少ない状態だった。体を張って1失点に抑えたDF冨安は「こういう勝ち方は昇格するチームにとって必要」とうなずく。選手起用がはまった井原監督は「思うところもあっただろうが、後半入った選手がチームのために仕事をしてくれた。この勝利は大きい」と手応えを強調した。ベンチも先発メンバーも「J1昇格」を見据え全力を尽くす。“仕事人”がそろった井原アビスパの勢いは、止まりそうにない。 (山田孝人)

=2017/10/08付 西日本スポーツ=

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