アビスパ福岡 冨安スルー 気になる去就、井原監督から“キラーパス” 欧州移籍結論は年明けか 福岡市でトークショー参加

トークショーで話す冨安(中央)と、うつむきながら話を聞く井原監督(左)。右は山ノ井
トークショーで話す冨安(中央)と、うつむきながら話を聞く井原監督(左)。右は山ノ井
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 ベルギー1部シントトロイデンの獲得リストに挙がっているJ2アビスパ福岡DFの冨安健洋(19)が17日、福岡市のトレーニングジムであったトークショーに参加し、来季続投が決まっている井原正巳監督(50)の“突撃取材”を受けた。

 指揮官のキラーパスが繰り出されたのは、司会者に来季の抱負を問われたときだ。「来シーズンの抱負はどうですか、冨安君。この時期、非常に難しい質問になるが、あえてあなたに振ります」。去就に関心を寄せるサポーター約30人や報道陣を“アシスト”した。

 今春U-20(20歳以下)ワールドカップ(W杯)を経験した東京五輪世代のホープはさすがに落ちついた対応。「まだ何も決まっていないけど…チームに貢献できるように頑張りたい」と技ありの回答で来季の所属先は語らず、指揮官を「素晴らしい」と脱帽させた。

 冨安はトークショーの終了後も「何も決まっていない。代理人に任せているので、僕も分からない」と連発。今季J2最少失点の立役者となった体を張った守りとは対照的に受け流す答えに終始し、決断の時期も明かすことはなかった。

 井原監督はシーズン終了後に直接話したことを明かし、その上で「チームとしては残ってくれた方がいいけど、トミ(冨安)が決めたことを尊重する」と理解を示した。さらに「トミの人生だし、本人が決めるのが一番の理想」と強調した。

 欧州の市場は、現在は移籍手続きができない期間に入っており、開くのは来年1月。アビスパにオファーが届いていないこともあり、結論は年明けまでずれ込みそうだ。 (末継智章)

■1年目GK山ノ井「アピールしたい」

 プロ1年目のGK山ノ井拓己(19)も、福岡市の「トータル・ワークアウト福岡」で行われたトークショーに参加した。今季は宮崎産経大との天皇杯2回戦に出場したが、J2リーグ戦は出番なし。「試合に絡めるよう、日ごろの練習で実力をつけて井原さんにアピールしたい」と誓った。トークショー後には参加者と俊敏性を高めるトレーニングを体験。コンディション調整のため応援役に回った冨安の分までハッスルした。

=2017/12/18付 西日本スポーツ=

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