J2福岡 何度も得点機…悔しいドロー

エウレーのゴールで引き分けに持ち込んだ福岡イレブン
エウレーのゴールで引き分けに持ち込んだ福岡イレブン
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前半、右足でシュートを放つ福岡・城後
前半、右足でシュートを放つ福岡・城後
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 悔しい勝ち点1…。J2アビスパ福岡は敵地で東京Vと1-1で引き分けた。前半圧倒的に押しながら、後半に先制点を献上。後半43分に途中出場したエウレー(23)のJ初ゴールでドローに持ち込んだが、9日間で3試合を行う過密スケジュールで1分け1敗となった。ロアッソ熊本は大宮を2-1で破って今季初の連勝。大分トリニータは前節首位の水戸に3-1で快勝し、ホームでの今季初勝利を挙げた。

 リードされた展開と季節外れの雪も相まって、味の素スタジアムで“お寒く”なっていたアビスパサポーターを、エウレーが熱気に包み込んだ。後半42分に森本に代わって途中出場し、その1分後。相手のクリアボールを拾って蹴り込む。相手GKの手前に落ちるような軌道のボールが捕球ミスを誘い、幸運な同点ゴールとなった。

 「エリア内にいたトゥーリオデメロへのパスだったが、点を取れたことはうれしい」。エウレーは両腕を突き上げて、チームを連敗の危機から救う値千金のJ初ゴールを喜んだ。

■エウレーJ初弾

 元U-23(23歳以下)ブラジル代表歴を持つ23歳は、昨年8月に福岡へ。入団後リーグ戦で先発がない。試合の3日前の18日に気分転換で妻のイルラさんに黒髪を金に染めてもらった。「染めてすぐだよ。ラッキーだね」と笑ったが「勝てなかったことは残念」とも口にした。

 それもそのはず。前半はシュート数で東京Vの1本に対し、アビスパは8本と圧倒。何度も決定的なチャンスを迎えたがスコアレスで折り返し。後半は先制点も許した。井原監督も「前半の好機で決め切れていれば、試合は楽に進められた」と指摘した。

 甲府、東京V、大宮という難敵と9日間で3試合を行う「試練の3番勝負」は1分け1敗。25日のアウェー大宮戦に向け、井原監督は「この3連戦は、まだ勝ち点3が取れていない。立て直していきたい」と表情を引き締めた。 (山田孝人)

■城後攻守で存在感 今季初スタメン

 今季初スタメンとなった城後が攻守で存在感を示した。前節甲府戦で元斗才が負傷したこともあり、ボランチでの献身的な守備だけでなく、前線への積極的な飛び出しで、平尾と並ぶチーム最多となる3本のシュートを放った。ただ、3試合ぶりの出場も、ドローに持ち込むのが精いっぱいだったこともあり「(自分が)決め切れていれば違った展開になった」と悔しがった。

=2018/03/22付 西日本スポーツ=

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