J2福岡ホーム4連勝で3位浮上! “ステルス”枝村本領、後半ロスタイム劇弾

後半ロスタイム、ヘディングで決勝ゴールを決める福岡・枝村(左)(撮影・山口楊平)
後半ロスタイム、ヘディングで決勝ゴールを決める福岡・枝村(左)(撮影・山口楊平)
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鈴木(右)に祝福される枝村
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試合前にミニライブを披露するHKT48
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 “どんたく開幕”を劇勝で祝うたぁ! J2アビスパ福岡が途中出場のMF枝村匠馬(31)のロスタイム弾で山形に2-1で勝ち、3位に浮上した。後半8分に石津大介(28)のゴールで先制。同29分に追い付かれたが、劇的な決勝ゴールでホーム4連勝を飾った。福岡は6戦負けなし。8戦負けなしだった首位の大分トリニータは大宮に1-2で敗れた。ロアッソ熊本は岐阜に1-2で敗れた。

■6試合負けなし

 後半のロスタイムも残り少なくなっていた。誰もが勝利を諦めかけた瞬間、鈴木のクロスは田村の頭を経由して、ゴール前の枝村へ飛んだ。頭で合わせたボールはポストに当たりゴールへ。移籍後初得点は勝ち点3をもたらす劇的弾になった。

 クロスに対して近い位置に味方が2人。「とっさにファー(遠い位置)に走った」。エウレーとの交代でピッチに立ったのは後半45分。4分と表示されたロスタイムのみという時間帯に送り出され、ほぼファーストタッチで大仕事をこなした。

 相手のマークが薄い場所に顔を出して決定的な仕事をこなすプレースタイルから、レーダーに探知されにくい戦闘機にちなんだ「ステルス」の異名を持つ。この日は“どんたく開幕”でも盛り上がるホームを、本領発揮の一撃で沸かせた。

 昨季はJ1清水でリーグ戦30試合に出場。大きな期待を受けて期限付き加入したが、故障で出遅れた。初出場した第9節の山口戦は2-0で快勝したが、その後の2試合は再び欠場。「チームに貢献できないことが悔しかった」と振り返った。

■6日2位岡山戦

 口数が少ない男がチームに溶け込むために一役買ったのが、高卒で清水に同期入団して性格をよく知る岩下だった。若手に「枝村をいじれ」と“指令”を出して会話しやすい空気をつくり、同時にピッチ内のコミュニケーションも深めた。

 後半8分の石津の先制点は、キャプテンマークを巻いた岩下の積極的な守備から生まれた。「意思疎通が90分間通してできた」。次節は中2日で勝ち点2差の2位岡山とアウェーで戦う。「順位は常に上を見て、内容も深いものにしたい」。経験豊富な枝村は、勝てば確実に入れる自動昇格圏を見据えた。 (向吉三郎)

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勝利の女神HKT48も大興奮 試合前に新曲など披露

 ゲストで来場したアイドルグループのHKT48も大興奮だった。試合前に2日に発売したばかりの新曲「早送りカレンダー」など3曲を披露。スタジアムを盛り上げた成果もあって?チームは劇的な勝利。熱烈なサポーターとして知られる豊永阿紀は「今年のスローガン通りの『勝ちにこだわる』試合を見せてくれて感動しました。サッカーの楽しさをメンバーに伝えることができた」と笑顔を輝かせた。チームも3位に浮上し「勝ちにこだわり、全力でプレーするのが私たちサポーターの好きな姿。けがには気をつけて昇格に向けて頑張ってほしい」と激励のメッセージを送った。

=2018/05/04付 西日本スポーツ=

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