J2福岡7戦無敗 2位岡山に敵地でドロー

試合終了間際、福岡・堤(19)の放ったシュートは相手に当たり同点ゴールとなり、ベンチも沸く(撮影・大月崇綱)
試合終了間際、福岡・堤(19)の放ったシュートは相手に当たり同点ゴールとなり、ベンチも沸く(撮影・大月崇綱)
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 また劇弾! J2アビスパ福岡が2試合連続となるロスタイムのゴールで2位岡山と2-2で引き分けた。順位は3位から4位に後退したが、貴重な勝ち点1をゲットし、無敗を7戦に伸ばした。首位の大分トリニータは2-1で新潟に勝って岡山と勝ち点2差。ロアッソ熊本は甲府に1-4で敗れた。

 執念の同点劇だ。後半ロスタイム。福岡の堤が前線までドリブルで持ち上がってロングシュートを放つ。「下手にクロスを上げてはね返されるより、『何か起これ』と思ってゴールを狙いました」。センターバックの積極的なシュートはゴールに一直線に向かい、相手選手に当たってネットを揺らした。記録はオウンゴールながら、狙い通りの“ゴール”だった。

 連戦の疲労を考慮され欠場した岩下に代わり7試合ぶりに先発出場。相手のDFラインの裏を狙ったロングボール攻撃に対応するためセンターバックを3人に増やして臨んだ試合で抜てきされた堤が、最後に得点という形で結果を出した。

 前半3分に松田の今季初ゴールで幸先よく先制したが、想定していたはずのロングボール攻撃に手を焼き、相手のスーパーゴール2発で逆転を許した。2位と好調な岡山ペースの試合だったが、終盤でも足を止めずにボールをつなぎ、押し返す意地を見せた。「最後の頑張りは気持ちが出ていた」。枝村が勝ち越しゴールを奪ったホーム山形戦に続く2試合連続でロスタイムに飛び出した劇的ゴールを、井原監督がたたえた。

 先月28日のアウェー讃岐戦でも終盤の同点ゴールで勝ち点1を持ち帰った。岡山戦で順位は3位から4位に下がったものの、最終順位が4位の昨季でも一度もなかった7戦無敗として、9日間で3試合を戦う過密日程を乗り切った。次節は4連勝中のホームで愛媛を迎え撃つ。堤は「最低限、負けなかったことは大きい。ホームで勝ち点3を取れるようにまた頑張りたい」と、この勝ち点1を無駄にはしないことを誓った。 (向吉三郎)

=2018/05/07付 西日本スポーツ=

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