松田豪快2発!エース不在危機救った J2福岡、3戦ぶり白星で5位浮上

前半、2点目のゴールを決め、チームメートに祝福される福岡・松田(17)(撮影・中村太一)
前半、2点目のゴールを決め、チームメートに祝福される福岡・松田(17)(撮影・中村太一)
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 J2アビスパ福岡がアウェーで甲府に2-1で競り勝った。前半にFW松田力(27)が2ゴールを挙げて3戦ぶりの白星。悪天候による延期で消化試合が少ない状態で自動昇格圏の2位町田に勝ち点6差の5位に浮上。今季の前半戦は3戦全敗だった昨季J1のクラブとの接戦をものにし、上昇気流に乗る。

 敵地まで駆けつけた熱心なサポーターも理解できていなかった。一瞬の間が空いて、ゴール裏の一角が歓声に包まれた。前半29分。松田が右足を思い切り振り抜くと、GKの手をはじき、右のサイドネットに突き刺さった。約30メートルのロングシュートが決勝点となった。

 「石さん(石津)とのワンツーは練習でもやっていた。前向きでもらってスペースもあったし、ディフェンスも寄せて来なかった。いい感じで当たった」。中央で石津とパス交換し、迷わずに狙った。体勢を崩し、思わぬ形でゴールを知った。「こけてパッと見たら入っていた。主審が『あれ入った? 入ってるね』って言っていたので。みんなが寄ってきたので入ったんだな」と笑った。

■エース不在救う

 試合を最初に動かしたのも松田だった。前半3分、森本の折り返しにペナルティーエリアの外から難しいバウンドを右足で合わせた。「思い切って打ったらいいコースにいった」。甲府から期限付きで加入しているドゥドゥが契約の関係で欠場。エース不在のピンチで前節まで2得点にとどまっていたFWがビューティフルゴール2本を披露し、勝利を引き寄せた。

 後半は守勢が続いたが、何とかこの2点を守り抜いた。井原監督は「試合全体は支配されたけど、割り切ってゴール前で攻撃を防げたのは素晴らしかった」と選手をたたえた。3戦ぶりの勝ち点3。アウェーでは6月10日の熊本戦以来の白星だ。松田の2発を巻き返しの号砲とする。 (小畑大悟)

=2018/08/05付 西日本スポーツ=

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