J2福岡バリ悔しか 前節と真逆、終了間際失点0-1 6位後退

厳しい表情で引き揚げる福岡・鈴木(8)ら選手たち
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 J2アビスパ福岡が後半ロスタイムにゴールを献上し、勝ち点を失った。前節2位の松本を相手に終盤は優位に試合を進めていたが、最後の最後で失点。0-1で敗れ、前節4位から6位に後退した。大分トリニータは3-1でロアッソ熊本との九州ダービーを制し、J1参入プレーオフ圏内の5位に再び浮上した。

■ジネイに想定外一発

 前節と逆の結果に泣かされた。後半ロスタイムに突入した直後。ハーフウエーライン付近からのFKを松本のジネイに頭で合わせられると、ボールは福岡GK囲の頭を越えてゴールに吸い込まれた。終了間際のゴールで劇的な勝利を収めた大分戦とは対照的に、自動昇格を争うライバルに屈した痛恨の1敗。井原正巳監督は「前節のような劇的な勝ち方もあれば、今節のような試合もある」と“悲運”に顔をゆがめた。

 186センチの長身FWに合わせてくる攻撃は想定通り。ジネイはゴールから15メートルほど手前にいたため、囲も福岡の守備陣もゴール前へつなぐと予測して自陣を固めた。事前に練習していた守り方で「誰もが自信を持っていた」と囲。そこに想定外の一発がゴールに飛び込んできた。

■昇格を争う松本に…

 今夏まで甲府に在籍していたジネイには3月17日のホーム甲府戦でも先制点を献上している。今季レベスタで10勝3分け3敗とホームの強みを生かしてきたが、うち2敗を同じストライカーに喫した。身体能力の高さを痛感している難敵だけに、守護神は「全員の認識が甘かった」と唇をかむ。

 攻めてはシュート12本で無得点。後半28分には左CKからのこぼれ球をドゥドゥが押し込んだが、その前に味方の反則があったとしてノーゴールと判定されるなど不運にも泣いた。今季、同一カードで2戦2敗したのは松本が初。優勝を目標に掲げるチームとしても暫定首位に立った松本に勝ち点差8をつけられたのは痛い。

 それでも井原監督は試合後、「下を向いている時間はない」と選手に呼びかけた。中3日で3位横浜FCとの上位対決。自動昇格へ望みをつなぐためにも、今季2度目の連敗だけは許されない。 (末継智章)

=2018/09/09付 西日本スポーツ=

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