J2福岡、執念の逆転勝利 ドゥドゥが同点弾&決勝弾 暫定4位浮上

後半43分、ヘディングで決勝ゴールを決めるドゥドゥ(右)(撮影・大月崇綱)
後半43分、ヘディングで決勝ゴールを決めるドゥドゥ(右)(撮影・大月崇綱)
写真を見る
後半17分、駒野のクロスからヘディングシュートを決める福岡・石津(右)
後半17分、駒野のクロスからヘディングシュートを決める福岡・石津(右)
写真を見る
選手らと勝利を喜ぶ福岡・井原監督(左から2人目)
選手らと勝利を喜ぶ福岡・井原監督(左から2人目)
写真を見る

 ◆明治安田生命J2:第34節 愛媛2-3福岡(22日・ニンスタ)

 ドゥドゥが大仕事! 前節7位のアビスパ福岡が愛媛に3-2で逆転勝ちした。ドゥドゥ(28)が同点ゴールに続き、終了間際に決勝弾をたたき込んだ。アビスパは4試合ぶりの勝利で勝ち点57の暫定4位となった。3位の大分トリニータは山口を3-1で下して3連勝。勝ち点を60に伸ばして、暫定首位の町田、同2位の松本に勝ち点1差に迫った。

 完全な負けパターンから執念の猛攻でJ1昇格の希望をつないだ。アビスパが今季2度目の逆転勝利。アウェーでの逆転劇は今季初なら、2度のビハインドをはね返して勝った試合も井原正巳監督が2015年に就任してから初めてだ。「非常に厳しい戦いだったけど、きょうは勝利の女神がほほえんでくれたかな」。18日が51歳の誕生日だった指揮官はうれしいプレゼントをかみしめた。

 前半終了間際に先制され、後半17分に石津のゴールで追いつきながら7分後に再び勝ち越された。堅守による先行逃げ切りが得意な福岡としては厳しい展開だった。絶望的な状況を救ったのがエースストライカーのドゥドゥだった。同31分にゴール前で石津のトラップが大きくなったところを拾い、左足で同点弾。同43分には鈴木の浮き球パスを頭でねじこんだ。

 来日4シーズン目で初の2桁得点となる10点目だが「それほどうれしくはなかった」と笑顔はなかった。後半18分ごろに決定機でパスミスした際、スポンサーの看板を蹴って警告を受けたからだ。「自制心をなくしてしまった。愛媛の方々に申し訳ない」と深く反省し謝罪。同時に「仲間全員が落ち着けと言ってくれた。このチームには勝者のメンタリティーがある」と再認識した。

 終了間際の同点ゴールで引き分けた前節千葉戦に続く粘り強い戦い。チームに一体感と勢いが生まれようとしている。井原監督は「われわれの方が勝利への執念が上回っていた。こういう試合を続けないと」と言葉に力を込めた。暫定ながら残り9試合で2位と勝ち点4差に接近。悲願のJ1復帰へ、勢いを加速させていく。 (末継智章)

=2018/09/23付 西日本スポーツ=

西日本新聞のイチオシ [PR]

ソフトバンクホークス選手の写真販売中!

西日本新聞のイチオシ [PR]