J2福岡V消滅 PO圏6位のまま… 自動昇格は絶望的

前半、ゴール前に飛び込む福岡・城後(左端)(撮影・安藤由華)
前半、ゴール前に飛び込む福岡・城後(左端)(撮影・安藤由華)
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 ◆明治安田生命J2:第40節 町田2-1福岡(4日・町田)

 アビスパ福岡は町田に1-2で今季初の逆転負けを喫し、優勝の可能性が消滅した。FW城後寿(32)のゴールで先制したが、その後、立て続けに失点した。勝ち点66のままで、残り2試合で首位松本との勝ち点差が7となった。前節首位の大分トリニータも横浜FCに1-3で敗れ、2位に後退した。

 絶対に勝利しなければならなかった一戦で、手痛い黒星を喫した。優勝の可能性が無くなっただけではない。2位大分とは勝ち点6差ながら得失点差が9離れており、自動昇格(2位以上)も絶望的だ。「残念な結果で申し訳ない」。井原監督は、アウェーゴール裏を埋めたサポーターに頭を下げた。

 警戒していた相手キーマンに決められた。後半25分に城後が先制弾を決めたわずか4分後だ。自陣左サイドのクロスから、町田の中島にヘディングで合わせられて同点に。アビスパ戦通算11ゴール目を許すと、後半35分にはFKからバブンスキーに決勝点を許した。

 今季40試合目で初の逆転負け。「簡単に同点とされたのが痛かった。お互いに緊張感のある試合ができたが、向こうの勢いにやられた。『もったいない』という言葉が一番合う」。ゲームの流れをつかみきれず、実藤は悔やんだ。3位の町田に対して守備重視の3バックで臨んだが、守りきれなかった上、前への推進力を欠いてシュートはわずか3本に終わった。

 それでも、プレーオフ(PO)圏内の6位はキープ。戦いはまだ終わらない。「POで少しでも上の順位に立てば優位になる。まずは切り替えて、とにかく顔を上げてやっていきたい」。アビスパ一筋の城後は、懸命に前を向いた。望みがある限り、上を目指し続ける。 (伊藤瀬里加)

=2018/11/05付 西日本スポーツ=

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