西武・多和田完封 チームの連敗止めた

今季初完封で4勝目を挙げ辻監督(左)にねぎらわれる西武・多和田
今季初完封で4勝目を挙げ辻監督(左)にねぎらわれる西武・多和田
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 V戦線に踏みとどまった。レオの連敗ストップの立役者は、今季初完封の多和田。「今年一番のいいピッチングができた」。自らの背番号「18」をかつて背負ったロッテ涌井に投げ勝ち、誇らしげに胸を張った。

 走者を出しても慌てなかった。初回1死一、三塁のピンチでも「開き直って投げた」。力のある真っすぐを投げ込み、ペーニャを146キロで二飛、鈴木を148キロで一飛に打ち取るとリズムに乗った。1-0の7回1死一、二塁でも代打福浦を4-6-3の併殺で切り抜けた。

■昨年8月以来

 昨年8月11日の日本ハム戦以来2度目の完封。速球に威力があった分、変化球との緩急を効果的に使えた。8回を投げ終え、辻監督に交代するかを聞かれたが「行きます」と即答。「ちょっとバテていたが気持ちで投げた」。充実の112球を笑顔で振り返った。

 2016年ドラフト1位右腕。背中で輝く西武の「18」は涌井のほか、郭泰源や松坂(現ソフトバンク)ら球史に名を残すエースの系譜だけに「この番号にふさわしい投手になりたい」と常に口にしてきた。試合後、涌井との投げ合いについて「意識せず自分の投球を心掛けた」と淡々と答えたが、胸に秘めた熱い思いをマウンドで示した。

 チームの連勝が「13」で止まった5日のソフトバンク戦に先発し、4回2/3を5失点。負け投手にはならなくても「自分が投げた試合で連勝が止まった悔しさは忘れない」とチームの連敗を止める快投につなげた。「残り試合は少ない。一試合一試合全力でいく」。昨季7勝のうち3勝を8月に挙げた夏男が、レオを再び連勝街道に導く。 (大窪正一)

=2017/08/13付 西日本スポーツ=

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