西武・菊池3回1失点 フォークに収穫

先発し3回1失点と粘った西武・菊池
先発し3回1失点と粘った西武・菊池
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 ◆オープン戦 ソフトバンク2-3西武(7日・ヤフオクドーム)

 絶体絶命のピンチで意地を見せた。初回、味方の守備の乱れや押し出し四球などで1点を失い、なお無死満塁。菊池は松田を二飛に仕留め、続く吉村、上林から連続三振を奪った。「何とかしのいだという感じ。1点取られて切り替えられた」。通算0勝12敗という苦手のソフトバンクに対し、オープン戦初戦で3回を3安打1失点と粘った。

 今春のキャンプで磨いたフォークを中心に組み立てるという明確な意図を持って臨んだ。初回2死満塁で上林から奪った空振り三振は、4球全てフォーク。ピンチでも決め球の精度の確認に重点を置いた。「まだ抜けている球が多い。もっと相手が嫌がるボールに仕上げたい」。全70球のうち18球がフォークだった。

 開幕投手が決定した後、今後の登板日程を決める過程で、昨季0勝2敗、防御率23・63のヤフオクドームでの登板を志願した。「シーズンに入る前に、いいイメージを持っておきたかった」。昨年8月24日の対戦では、初回の先頭打者への初球が2段モーションによる反則投球と判定された。苦い思い出を打ち消そうと“鬼門”に挑んだ姿勢を、辻監督も「みんなが(ソフトバンクは苦手と)言うからね」と評価。投球内容にも「(オープン戦初戦としては)十分でしょ」と合格点を与えた。

 次回は14日の中日戦(ナゴヤドーム)で先発する。「これからは試しながら、結果を出していかないと」。30日の日本ハムとの開幕戦まで残り2試合の登板を予定。難敵相手の登板でつかんだ収穫は、本番への貴重な糧となる。 (松田達也)

=2018/03/08付 西日本スポーツ=

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