西武ホーム開幕9連勝 高木勇1勝「ライオンズ最高」移籍して見えた実情

移籍後初勝利を挙げてボールをかじるポーズをする西武・高木勇
移籍後初勝利を挙げてボールをかじるポーズをする西武・高木勇
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先発し6回2失点の高木勇
先発し6回2失点の高木勇
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 ◆西武11-5ロッテ(22日・メットライフドーム)

 青く染まったホームの歓声に身を委ねた。6回2失点で移籍後初先発初勝利。高木勇は「ライオンズ、最高です」と声を弾ませた。先発では巨人時代の2016年9月以来の白星も、西武の一員としてつかんだ喜びは、ひと味違った。

 序盤から大量援護を受け、テンポ良く投げて4回まで無安打。5回に1点を返され、なお2死一、三塁で、巨人入団当時の原監督が「タカギボール」と名付けた代名詞のカットボールで藤岡裕から空振り三振を奪った。

 オープン戦では先発、開幕後は中継ぎを務め、ウルフの離脱で再び先発へ。目まぐるしいスタートが、結果的に持ち味を引き出した。中継ぎでは5試合で防御率8・53。「1球目から勝負するという意識を思い出した」と先発で冷静に投球を組み立てた。

 投手陣整備が課題とされたチームに加入したが、自身の受け止め方は違った。春季キャンプでブルペン投球を終えると「西武はいい投手がたくさんいるんですね…」とつぶやいた。フリーエージェント移籍した野上の人的補償。チーム事情で役割が変わる「何でも屋」に徹した。代役先発として結果を出し、辻監督は「この1勝は大きい」と目を細めた。

 6回を89球。「89…。野球(ヤキュウ)ですね」と笑った。30日の楽天戦(メットライフドーム)での先発も決定。チームの本拠地開幕9連勝に貢献した背番号20は、首位を快走するレオの貴重な戦力だ。 (松田達也)

=2018/04/23付 西日本スポーツ=

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