西武・榎田、ホーム初星で2勝 辻監督評価↑「谷間じゃなくローテの一人」

ファンの声援に応える西武・栗山(中央右)と榎田
ファンの声援に応える西武・栗山(中央右)と榎田
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 ◆西武5-2楽天(30日・メットライフドーム)

 3万人超の大歓声に応えて、31歳の左腕はお立ち台で「最高です!」と声を弾ませた。7回途中3安打2失点の好投での今季2勝目。本拠地メットライフドームでの移籍後初白星も手にした榎田は、客席を青く染めた西武ファンに感謝した。

 2回にウィーラーに2ランを浴びたが、追加点を許さなかった。「スライダーがうまく投げられた」。味方の失策で先頭打者を出した5回は低めのスライダーで岡島を遊ゴロ併殺に封じるなど、丁寧にコーナーを突いてピンチをしのいだ。

 持ち味はバットの芯を巧みに外す投球。「ゴロもフライも同じアウト。こだわりはない」。辻監督も「テンポがいいし、野手も守りやすい」と評価する。堅守で支えた遊撃の源田も「制球がいいので打球方向を想定しやすい」と振り返った。

■テンポ、制球◎

 鹿児島県出身で宮崎・小林西高、福岡大、東京ガスを経て、ドラフト1位で2011年に阪神入団。17年は3試合登板で未勝利に終わり、交換トレードで西武に移籍した。それだけに「本当にありがたいし、やりがいを感じる」と口にする。

 4月26日のソフトバンク戦で先発予定だったが、同24日の北九州での試合が雨天中止となった影響で登板が流れた。それでも「どんな形でも投げる機会があるのはありがたい」と切り替え、同25日は中継ぎで好投してチームの勝利に貢献した。

 福岡大でも経験したヤフオクドームでの先発を楽しみにしていた知人からは残念がる連絡もあったが、この日の好投で6日の楽天戦の先発も決定。本拠地での開幕12連勝に導いた左腕を、辻監督も「谷間の投手じゃない。ローテの一人と考えている」。福岡での先発機会も巡ってきそうだ。 (松田達也)

=2018/05/01付 西日本スポーツ=

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