西武・榎田の恩返し「最高です!」自己最多5勝 虎党から「帰ってこいよ!」ラブコールも

3回1死一、三塁のピンチで阪神・植田を併殺に仕留めて笑顔の西武・榎田
3回1死一、三塁のピンチで阪神・植田を併殺に仕留めて笑顔の西武・榎田
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お立ち台でポーズを決める金子侑(左)と榎田
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 ◆西武10-5阪神(3日・メットライフドーム)

 首位陥落の窮地を111球の熱投で救った。開幕直前に阪神からトレードで加入した榎田が古巣相手に恩返しの白星を挙げた。7回3失点で自己最多の5勝目。「最高です! 巡り合わせが僕にとってよかったし、ファンの皆さんにも楽しんでもらえた」。西武だけでなく阪神ファンからも温かい拍手が送られた。

 2回までは3人ずつで片付ける快調な立ち上がり。先頭打者への四球から招いた3回1死一、三塁のピンチでは、植田を4-6-3の併殺で切り抜け、拳を握りしめた。その後も得点圏に走者を背負いながら粘投。7シーズン在籍し、見慣れた顔との初対決に「意気込みすぎて5回でバテた」と照れ笑いを浮かべた。

 8年目の新天地。「もう一花咲かせるというか、自分にとっていいトレードだったとなるように」。入団会見で力強く誓った31歳は、今や先発ローテーションに欠かせない存在となった。前回5月27日の日本ハム戦では初回に6点の援護をもらいながら、守りきれずチームも延長戦で敗れた。嫌な流れを変えたかったマウンドで先発の役割を果たした。「元気な姿を見せられてよかった」と感謝した虎党には「阪神に帰ってこいよ!」とラブコールされたほどだ。

 交流戦2カード連続の勝ち越し。2位日本ハムの結果次第で首位の座を明け渡すピンチだっただけに、辻監督は「ホッとしました。(榎田は)気持ちが入っていた」とたたえた。「レオの一員」となった左腕が6月攻勢を引っ張る。 (大窪正一)

=2018/06/04付 西日本スポーツ=

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