王&バースの日本記録あと1 西武おかわりパ・タイ6戦連発「特別何もない」

4回1死一塁、西武・中村は逆転2ランを放ち、パ・リーグタイの6試合連続本塁打を達成
4回1死一塁、西武・中村は逆転2ランを放ち、パ・リーグタイの6試合連続本塁打を達成
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4回無死、山川は30号ソロを放つ
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 ◆楽天3-7西武(10日・楽天生命パーク宮城)

 球史に名を刻んだ。4回1死一塁。中村は塩見の直球を完璧に捉え、左中間席に運んだ。逆転の18号2ランはパ・リーグ記録に並ぶ6試合連続本塁打。「そんなに厳しいボールじゃなかった。うまく打てた」。コメントにも好調さがにじんだ。

 後半戦は20試合で13発。驚異のハイペースで“おかわり”を続ける主砲は、6戦連発にも「特別、何もないというか…」と素っ気ない。球団では土井正博、カブレラに続き3人目。6度の本塁打王に輝くスラッガーが新たな勲章を手にした。

 4回は先頭打者の山川が“前祝い弾”を放った。塩見の初球のカーブを左翼席へライナーで運ぶ30号ソロ。両リーグ一番乗りで大台に到達し、逆転の口火となった会心の一撃に「ホームランにはそういう力がある」と手応えを示した。

 かつては「おかわり2世」と呼ばれ、中村の打撃フォームをまねた時期もあった26歳は、現時点で本塁打と打点のリーグ2冠に君臨。「しっかり結果を出し続け、4番を守りたい」。新旧の4番コンビのアベック弾が快勝につながった。

 今季の楽天戦の勝ち越しを決め、チームは日本ハムとの差を5ゲームに広げた。中村は11日の楽天戦で1972年王(巨人)、86年バース(阪神)に並ぶプロ野球記録の7戦連発がかかる。「意識はしない。また打てるようにやるだけ」。再び美しい放物線が描かれれば、また伝説が生まれる。 (松田達也)

=2018/08/11付 西日本スポーツ=

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