西武・菊池10K4安打完投でも…4敗

幕切れを見届けベンチを後にする西武・菊池(右端)。8回3失点と粘ったが4敗目を喫した
幕切れを見届けベンチを後にする西武・菊池(右端)。8回3失点と粘ったが4敗目を喫した
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 ◆ソフトバンク3-2西武(24日・ヤフオクドーム)

 屈辱的な記録に終止符を打てなかった。8回3失点で投げ抜いた菊池は、味方の逆転を信じたが、かなわなかった。「状態も良くて自信を持っていけた。試合を決める長打を防げなかった。悔しい」。ソフトバンク戦は通算18戦目で0勝13敗。119球の力投に白星が伴わなかった。

 同点に追い付いた直後の3回。1死一塁から柳田に外角のスライダーをバックスクリーン右に運ばれた。「コースもいいし、甘くはなかったが…。柳田さんだったので、もう少し工夫できた」と肩を落とした。

 ちょうど1年前の8月24日。ヤフオクドームでのソフトバンク戦に先発した。その試合の初球。当時禁止されていた2段モーションによる反則投球を宣告された。1年後の試合では初回の初球の151キロ真っすぐを今宮に捉えられ、先頭打者弾を許した。

 1年前は初球の後にリズムを崩し、3回7失点だった。この試合は2回に自らの失策も絡んで2死二、三塁となったが、今宮から見逃し三振を奪うなど、大型連勝で勢いに乗る相手に対しても試合はつくった。「昨年とは違った形を出せた」。柳田の一発の後は8回まで打者20人を無安打。今季初の2桁となる10三振を奪った。

 辻監督はこの黒星にも悲観していない。「菊池は今年一番(の内容)だった。この投球を見たらほっとした。次もいける」。ソフトバンク戦は9、10月に7試合を残す。悲願の初勝利は、最終盤の勝負どころで奪えばいい。 (松田達也)

=2018/08/25付 西日本スポーツ=

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