西武・今井、気迫の4勝目 課題の初回に直球で3人斬り 次回はソフトバンク戦濃厚

6回1死一、二塁、ロッテ・中村を遊ゴロ併殺に仕留めて雄たけびを上げる西武・今井
6回1死一、二塁、ロッテ・中村を遊ゴロ併殺に仕留めて雄たけびを上げる西武・今井
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お立ち台で1並びのポーズを決める西武・栗山(左)と今井
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 ◆西武6-2ロッテ(9日・メットライフドーム)

 1点リードの5回2死二、三塁。今井は内角への149キロ真っすぐで福浦を空振り三振に仕留めた。「怖がって縮こまるより、開き直っていこうと思った」。気迫のこもった1球で通算2000安打まであと4本に迫った大ベテランを封じ、今季4勝目をつかんだ。

 初回に集中した。チームは9月に入ってこの試合までに6試合中4試合で初回に失点。今井も初回に失点した試合が4度あり、いずれも勝ち星を逃していた。初球から真っすぐで押して三者凡退。辻監督が「初回は気合が入っていた」という滑り出しで流れに乗った。

 同学年の20歳、種市との投げ合いだった。試合前、渡辺シニアディレクターから甲子園出場経験のない青森・八戸工大一高時代の種市を視察に行った話を聞いたという。「ちょっとプレッシャーでした。あっちを取ったらよかった、と思われたくなかった」。夏の甲子園を制覇したドラフト1位右腕の意地を示した。

 次回登板は15日からのソフトバンク3連戦の先発が濃厚だ。来週は9連戦という厳しい日程も控えており、土肥投手コーチも「今井は回復も早い。しっかり投げてほしい」と期待を寄せる。

 2位ソフトバンク、3位日本ハムが必死に追いかけてくる勝負の秋。辻監督は冷静だった。「相手のことは気になるよ。でも、ウチは勝てばいいだけ。そうすれば差は縮まらない」。残り21試合。前だけを見て、ゴールテープを切る。 (松田達也)

=2018/09/10付 西日本スポーツ=

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