新天地でV、榎田が明かした本音 「阪神は気になる。西武でチャンスが…」

パ・リーグ優勝を決め、セレモニーに向かう榎田(30)ら西武の選手たち
パ・リーグ優勝を決め、セレモニーに向かう榎田(30)ら西武の選手たち
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 ◆日本ハム4-1西武(30日・札幌ドーム)

 心優しき左腕が新天地で大きく開花した。プロ8年目で初の2桁、10勝。今季西武に加わった榎田が開幕前から課題とされた投手陣を支えた。

 優勝決定後、主力選手の一員として記者会見に呼ばれた。阪神で7年目の昨年はわずか3登板で0勝。背水の思いで臨んだ今季の開幕直前、トレードで西武に移籍した。「去年の今ごろを考えたら天国と地獄。西武に来られて良かったと思っている。求められて、優勝するために呼ばれたと思って一生懸命やった成果が実ったと思う」と充実のシーズンを振り返った。

 古巣への思いを問われるといつも言葉を選ぶ。「自分が望んで移籍してきたわけじゃないので…。阪神のことは気にはなる。ただ、昨年のオフから先発でやりたいと思っていた。西武でそのチャンスが与えられたのはうれしい」。6月、交流戦で阪神に勝った試合を「西武の一員になれた」と位置付ける。。育ててくれた古巣、使ってくれた西武への感謝は同等だ。

 穏やかな性格で、後輩からいじられる姿もおなじみになった。登板時はイニングを終えると、守備についた選手と必ず真っ先にハイタッチを交わしてベンチに戻る。そんな謙虚な姿勢で仲間の信頼も得た。移籍当初は関西に住んでいた家族も関東に引っ越してきた。獅子色に染まった左腕が、今やチームに欠かせない存在となった。

=2018/10/01 西日本スポーツ=

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