峰が芦屋周年連覇 年末GPへ弾み

イン逃げで芦屋周年連覇を達成し、笑顔の峰竜太
イン逃げで芦屋周年連覇を達成し、笑顔の峰竜太
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12R優勝戦、1周2M、羽野直也(奥)の追撃をかわして先行する(1)峰竜太
12R優勝戦、1周2M、羽野直也(奥)の追撃をかわして先行する(1)峰竜太
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 6日間にわたって熱戦を繰り広げた、芦屋ボートのG1開設65周年記念「全日本王座決定戦」は最終日の11日、12Rで優勝戦(1着賞金900万円)を争い、1号艇峰竜太(32)=佐賀=が圧倒的な人気に応えて逃げ切り勝ち。G1は通算6度目で、昨年の64周年に続く、芦屋周年連覇を成し遂げた。地元の大声援を受けた3号艇羽野直也はまくって攻めたが、あと一歩届かず2着。地元G1Vは次回に持ち越しとなった。6日間の売上額は54億円余りで目標額(45億円)を大きく上回った。

■ヒーロー

 決して楽な戦いではなかった。「羽野君は本当にターンがうまい。追い風が強い水面状況を考えると、厳しいと思っていた」。1M、羽野の強烈なツケマイに沈みかけた。それでも鋭い旋回で態勢を立て直すと、BSで艇を合わせて2Mを先マイ。意地と貫禄で優勝をもぎ取った。「若手にプレッシャーを感じるなんてボクもまだまだですね。いい勉強になりました」。それでも絶対的な人気に応えて大会連覇を達成。ゴール後は、SG初制覇の時よりも大きなガッツポーズ。喜びよりも安堵(あんど)の気持ちが広がった。

 次節はいよいよ年末の大一番・グランプリ。最高潮のリズムで乗り込むことができる。「SGを優勝して以降、自分の中ではリズムが悪くなっていると感じていた。だけどこの優勝でいい勢いをつけることができた。芦屋大好きです!!」。
G1初制覇を果たした思い出の水面で再上昇のきっかけをもらった。「グランプリはしっかり楽しんで、自分の実力を120%発揮してきます。応援よろしくお願いします」。ファンに力強く宣言した言葉には“賞金王”への自信がみなぎっていた。 (渡辺)

 峰 竜太(みね・りゅうた)2004年11月にからつでデビュー。G1は09年の芦屋九州地区選で初優出初Vを飾った。7月のまるがめオーシャンカップで11度目の優出で悲願のSG初優勝を果たした。趣味はサーフィンと家族サービス。ボート界一の愛妻家としても知られる。

■戦い終わって

 羽野直也(2着)BSの締めが甘かった。あそこが自分のメンタルの弱さ。この教訓を住之江に生かしたい。次はいろいろ考えなくていい完璧なツケマイを決めたい。

 新田雄史(3着)4カドなんで伸び重視に仕上げたら、回り足がイマイチだった。その分、1周1Mはターンミスをした。

 平本真之(4着)回り過ぎで、ターンで流れた。いいエンジンを出すどころか悪くしたのが反省点。

 藤岡俊介(5着)エンジンは変わらず良かったが、1周1Mはターンミス。

 吉永則雄(6着)いいSを行けたが、内のSが早かったので仕方ない。

【優勝戦VTR】

 進入はS展示同様に動きはなく、インから(1)(2)(3)/(4)(5)(6)の枠なりの3対3。スリットは3コースの羽野がトップSのコンマ04で駆け抜けたが、峰がインから受け止めて先マイ。BSは羽野にやや先行させる苦しい展開だったが、1周2Mを先マイに持ち込んでケリをつけた。2番手は羽野が追走。3着争いは展開を捉えた新田と平本の一騎打ちとなったが、新田が競り勝って確保。

=2017/12/12付 西日本スポーツ=

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