吉川快逃!!G2 2V MB大賞 【からつ】

優勝トロフィーを掲げる吉川元浩
優勝トロフィーを掲げる吉川元浩
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 6日間にわたって熱戦を繰り広げた、からつボートのG2「唐津モーターボート大賞」は最終日の1日、12Rで優勝戦(1着賞金400万円)が争われ、1号艇吉川元浩(45)=兵庫=がイン逃げで快勝。G2Vは通算2回目で、来年3月のSGクラシック(戸田)の出場権もゲットした。2着は4号艇木下翔太(26)=大阪=、3着は2号艇原田幸哉(42)=長崎。地元の3号艇峰竜太(32)は、3周1Mで転覆失格となった。6日間の売上額は36億円余りで、目標額(36億円)を達成した。

■ヒーロー

 終わってみればただ一人オール2連対。吉川元浩が最後まで主役の座を渡さなかった。優勝戦はすぐ外の原田がSで後手に回る展開になったが、慌てず騒がずインから速攻。「風向きが変わってSに気を使ったが、1号艇だったので勝ててホッとした」と、全うした責務に胸をなで下ろした。

 今大会の相棒は、当地でも上位ランクの31号機。前検一番時計を叩き出した。「前検から感触は良かった。そこから上積みもできたし、最終日までいい状態を維持できた」。調整力の高さも、抜群の安定感につながった。

 2016年のびわこGI64周年では、優勝戦で痛恨のF。記念戦線からの離脱を余儀なくされた。「そこから半年間のペナルティーがあったので…。今年はしっかり頑張りたい」。強い精神力で重圧をはねのけ、名誉挽回にも成功した。

 今年からGIマスターズチャンピオンの出場年齢資格が引き下げられたことで、“名人世代”へ仲間入り。「今年の滑り出しは順調だったが、さらにリズムが良くなった。SGグランプリにも長らく出られていない。1年間を通してしっかり走りたい」。飽くなき向上心で、再びボート界の頂点を目指す。 (荒木)

◆吉川元浩(よしかわ・もとひろ)1996年11月に尼崎でデビュー。GIは通算16V、SGは2007年のグランプリ(福岡)で初Vを飾った。17年4月の芦屋で史上17人目の24場制覇を達成。

=2018/03/02付 西日本スポーツ=

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