【クローズアップ】岩瀬 見えた特別戦のV

 「完全にG1を取ったと思ったのに…」。岩瀬裕亮(30)=愛知=は直前の福岡周年で優勝戦に駒を進め、4カドからまくってG1初Vまであと一歩というシーンを演出。「今までの特別戦で、あんなに優勝に近づいたレースはないです」。どれだけ惜しかったかは、4日が経過した今でも悔しがることが物語っている。

 ただ、G1の優勝戦という大舞台で、脇役ではなく主役級の走りをできたことは今後にとって大きなプラス材料になった。「調整もレースも極限まで高めて、一発勝負を仕掛けられた。Vが見える位置まで行けたのは自信になりました」

 メーカー機だった福岡周年とは違い今回は中堅ランクのエンジンだが、前回の経験が生きているという。「最近は自覚できるほどに調子がいい。どんなエンジンでもある程度のレベルにできる感覚がある」。前検気配は平凡だったものの、今の岩瀬なら心配は無用。しっかり戦えるレベルにするまでに、さほど時間はかからないはずだ。

 今回はG2とはいえ特別戦という舞台に変わりはない。福岡の借りを返すには格好の舞台だ。「特別戦のVが近づいていると感じています。来月のSG(若松メモリアル)に向けてリズムをさらに上げたいし、結果も残したい」。初日の不利枠2走を克服して、一気に流れをたぐり寄せる。

=2018/06/12付 西日本スポーツ=

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