毒島SG3V 豪快まくり決めて快勝 オーシャンC 【若松】

優勝カップを手に笑顔を見せる毒島誠=デイリースポーツ社提供
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ロバートの持ちネタに爆笑する毒島(右)=デイリースポーツ社提供
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 超一流レーサーが熱戦を繰り広げてきた若松ボートの真夏のナイターSG「第23回オーシャンカップ」(優勝賞金2700万円)は最終日の16日、12Rで優勝戦を行い、2号艇・毒島誠(34)=群馬=が、豪快なまくりを決めて快勝。昨年11月のチャレンジカップ以来、3度目のSG制覇を飾った。通算では44度目。2着は吉田拡郎、3着には土屋智則が入線。人気を集めた1号艇・丸岡正典は6着に沈んだ。また、6日間の総売上額は約108億円(目標110億円)だった。

■ヒーロー 「自分らしいレース」

 「自分らしいレースができた」。ピット離れ良く飛び出した2号艇の毒島誠は、インを取り切るまではいかず。「ピット離れは失敗。出切ればインを取りたかった。だけど、枠なりになったことで、かえって落ち着けました」。コンマ13の全速ショットを決めると、1Mまでに1枠の丸岡正典を飲み込んだ。BSでグイグイ伸びると、「差したら後悔しか残らないと思った」という思い切りの良さで2Mも全速ターン。後続を突き放して、優勝を確定付けた。ゴール前では2度こぶしを突き上げ、若松恒例の花火にも劣らないガッツポーズでファンの声援に応えた。

 ターニングポイントは準優前に行ったキャリーボディーの交換。それまでは伸びに不満を残していたが、逆にスリットを越えて出ていくほどの足に変貌。その効果は「あれがなければ優勝戦に乗ることもできなかった」というほど。思い切った判断が功を奏した。

 優勝戦に最高の状態で臨むため、最終日も昼一番からペラ調整と試運転の繰り返し。その結果、「スリットの足は優勝戦が一番良かった」と仕上げることに成功した。ただ「道中は乗りづらかった」と、勝ってなお反省も忘れない。この勤勉さが強さを支える要因なのだろう。

 SGは初Vの2013年まるがめメモリアル、昨年の下関チャレンジカップに続き3度目のV。その全てがナイター。「ナイターは好き。夜の男ですね!」。優勝賞金2700万円を加算し、賞金ランクは2位にジャンプアップ。まるがめメモリアル、蒲郡ダービーと、これから先のSGはナイター開催が続く。自他ともに認めるナイター男が、賞金レースもリードしていく。 (井上)

◆毒島 誠(ぶすじま・まこと)1984年1月8日生まれの34歳。群馬県桐生市出身。2003年5月デビューの92期生。釣り、登山などを趣味に持つアウトドア派。

【優勝戦VTR】

 毒島のピット離れがS展示から優勢で本番も3/4艇身ほど飛び出したが、並びはS展示も本番も枠なり3対3。インは取れなかった毒島だがスリットは2コースから軽快に通過。タイミングも13のトップタイで、17だったイン丸岡に抵抗する暇を与えず、まくり先制。吉田がその内をまくり差し。田村は丸岡の内を差して、土屋が最内を差した。

 BSは毒島が1艇身のリードでそのまま締め込んで首位を確保。2番手は差した3人で並走だったが、2Mで外々を握った吉田がHSで伸び切って2番手に。3番手で続いた土屋が最後まで食い下がったが、吉田が冷静に振り切った。

■戦い終わって

 吉田拡郎(2着)完璧な仕上がりと思っていたが、毒島君の方が出ていて、BSで離された。悔しいが、(2着争いに)競り勝てたので良しとします。

 土屋智則(3着)80メートル手前ぐらいでSは様子を見た。行けたかもしれないがFは切れない。チャンスがある足だっただけに悔しい。

 田村隆信(4着)1Mの攻めが弱気だった。攻めの気持ちが足りなかった。Sは全速で行けて、仕上がりもばっちりだった。残念。

 石野貴之(5着)足をつけようとチルト0。足は良かったけどね。

 丸岡正典(6着)毒島君が強かった。こちらはピット離れから全然駄目で、起こし位置が変わって自分のSが行けなかった。アジャストしてしまった。出直してまた頑張る。

=2018/07/17付 西日本スポーツ=

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