海野康G1初V 中国地区選手権 【下関】

中国地区選手権を制し、ガッツポーズでファンに応える海野康志郎
中国地区選手権を制し、ガッツポーズでファンに応える海野康志郎
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優勝戦で1周2Mを先に回る海野
優勝戦で1周2Mを先に回る海野
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 下関ボートのG1「第62回中国地区選手権」(優勝賞金450万円)は最終日の22日、12Rで優勝戦を行い、2号艇・海野康志郎(31)=山口=が3コースからまくって1着。G1初制覇を果たした。前回の下関の中国地区選(第57回、優勝=白井英治)に続き地元選手の優勝となった。2着は6号艇の松田憲幸、3着は3号艇の島川光男。人気を集めた1号艇・吉田拡郎は6着。6日間の総売上額は50億870万円余りで目標(50億円)を突破した。

■ヒーロー

 進入から波乱ムードが漂った一戦を、海野が冷静に見極めて制した。S展示は村岡がピット離れで飛び出し、白井が前付け。本番は白井の前付けだけだったが、内の進入は深くなった。海野は「スローの方が出ていく感じがあった。イン以外で勝つなら、一撃の可能性がある3コースが良かった」とマイペースの3コースを選択。カド島川がタッチSで攻めてきたが、スリットを越えて伸び返し、内の2艇を一気にのみ込んだ。レース中も「声援が聞こえてきて、力になりました」と地元ファンの後押しを受けてゴール。力強いガッツポーズには「めちゃくちゃうれしかった」という気持ちがこもっていた。

 今年がデビュー15年目。G1は1月江戸川周年で初優出し、間を置かずに今回が2度目の優出。「自分に自信を持とうと考え方を変えた」。思考の転換をすぐさま結果につなげた。

 この優勝で、3月戸田で行われるSGクラシックへの最後の出場権をつかみ取った。「SGの権利を取る」という今年の目標は早くも達成。「クラシックも、とにかく精いっぱい頑張ります!」。15年目でも年齢はまだ31歳の海野の物語はまだ序章。ボート界の頂点を目指し、また一歩、力強く前に進む。 (井上)

◆海野康志郎(うんの・こうしろう)1987年12月15日生まれ。95期生。同期は峰竜太、岡村仁、藤崎小百合ら。16歳でのデビュー戦だった2004年11月の徳山で初1着もマーク。今回のG1初Vだけでなく、デビュー初Vも07年4月の下関だった。

【優勝戦VTR】

 5枠白井がS展示と同様に前付けに動き、進入は(1)(5)(2)/(3)(4)(6)。カド受けの海野が、4カドから伸びてきた島川の攻めを止めて強攻。一気に内の2艇をのみ込み、BSでもう大きなリードを奪った。2着は最内を差した松田。二転三転の3着争いは島川が制した。

=2019/02/23付 西日本スポーツ=

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