【進め!ギラヴァンツ北九州】攻守において主導権を握れず 目指すサッカー ほど遠く

12日の開幕戦に先発したMF神崎大輔選手(右)。次節までに修正点をクリアできるか
12日の開幕戦に先発したMF神崎大輔選手(右)。次節までに修正点をクリアできるか
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 ●守備ラインが下がりすぎ 攻め焦らずボール保持を

 新本拠地「ミクニワールドスタジアム北九州」での記念すべき開幕戦(12日)を白星で飾れなかったギラヴァンツ北九州。結果は1-1の引き分けだったが、シュート数で相手のブラウブリッツ秋田を下回り、目標とする「攻守において主導権を握る」サッカーにも遠い形となった。次節(26日)に向けた修正点を、選手たちはどう考えているのか。

 12日の試合のシュート数は、ギラヴァンツの7本に対し秋田が11本。特に前半はギラヴァンツが2本、秋田は7本と、完全にペースを握られた。試合後の会見で原田武男監督が上げた反省点は「(守備の)ラインが下がりすぎた」ことだった。

 先発出場し得点にも絡んだMF神崎大輔選手(32)は「開幕に向けて良い形で来ていたが…。ちょっとしたずれだったと思う」。次節までに十分修正可能と捉えるものの「本当は、試合の中で自分たちで修正できたら良かった。できなかったのが本当に反省点」と悔しさをにじませる。

 ライン後退の理由について、フル出場したDF石神直哉選手(32)は「試合序盤で相手にロングボールを押し込まれ、味方が引いてしまった」と話す。その結果「セカンドボールも拾えず、本来目指す形ができていなかった」。

 攻撃面では、パスがなかなかつながらない印象のゲームだった。石神選手は「前方に選手がいないのに急いで攻めすぎて、もったいない場面が多かった。やり直して、ボールを持つ時間を確保することも必要だと感じた」と修正点を口にする。攻めを焦らないためにも、やはりボールを持ち続け、主導権を握ることが欠かせない。

 神崎選手は「自分たちがボールを動かして、相手も動かさないといけない。そのために良い守備をしたい」と話す。実戦で見えた弱点をどのように克服し、勝利につなげるのか、注目したい。


=2017/03/23付 西日本新聞朝刊=

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