J3ギラヴァンツ北九州が福岡県代表 天皇杯出場全88チーム出そろう

先制ゴールを決め、チームメートと喜ぶ北九州・石神(2)
先制ゴールを決め、チームメートと喜ぶ北九州・石神(2)
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■サッカー福岡県選手権

 サッカー天皇杯の出場権を懸けた福岡県選手権(西日本新聞社など共催)の決勝が9日、福岡市のレベルファイブスタジアムで行われ、J3のギラヴァンツ北九州が九産大を3-2で破り、同県代表として本大会出場を決めた。同選手権での優勝は日本フットボールリーグ(JFL)で戦っていたニューウェーブ北九州時代の2009年以来。同日は合わせて33府県の代表が決まり、J3の鹿児島や琉球など本大会で争う全88チームが出そろった。今大会から開幕が4月に早まり、北九州は23日の1回戦(午後1時キックオフ・本城陸上競技場)で四国リーグのアルヴェリオ高松(香川)と戦う。J1とJ2の40クラブは6月21日の2回戦から登場する。

■後半セットプレーで3点 引いて戦う九産大を下す

 北九州が力ずくでゴールをこじ開けた。後半10分にCKから先制し、同26分にFKからの流れで、同40分に再びCKから得点を重ねた。「難しい試合でも違いを見せるのがプロ」と原田武男監督。プロの強みをセットプレーで示し、大学生との戦いに勝ちきった。

 引いて戦う相手だった。5枚と4枚のブロックも敷かれ、突破を成功させるのは難しかった。前半30分ごろに小松塁がゴール前でワントラップして右足を振り抜いたが、バーへ。わずかな決定機を逃し、前半はスコアレスのままだった。

 通算6本目のCKを得た後半10分、キッカーと戦術を変えて打開した。中原秀人が蹴った右からのアウトスイングの軌道にそれまでキッカーだった石神直哉が頭で合わせて先制した。同40分には石神の右からのインスイングを途中出場の水永翔馬が頭で3点目にした。

 相手ゴールライン際からのFKをクロスにつなげ、2点目をアシストした主将の池元友樹は言う。「質を高めていくべきことは多いが、前向きに考えたい。セットプレーでの3点はリーグ戦にもつながっていくと思う」。ここまで1勝1分け1敗で11位のJ3リーグ戦へ生かすべき1勝だ。 (安部裕視)

=2017/04/10付 西日本スポーツ=

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