【進め!ギラヴァンツ北九州】遠い1点「気持ち足りぬ」 栃木戦 痛恨の引き分け

今季、ギラヴァンツのゴールを守り続けてきたGK山岸範宏選手。負傷からの復帰が待たれる=4月30日
今季、ギラヴァンツのゴールを守り続けてきたGK山岸範宏選手。負傷からの復帰が待たれる=4月30日
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 ●守護神が負傷離脱、奮起今こそ

 サッカーJ3のギラヴァンツ北九州は7日、栃木SC戦(栃木県グリーンスタジアム)を0-0で引き分け、アウェーでは3試合連続で勝ち星を逃した。シュート数では相手チームを大きく上回りながらも、決定力不足に泣いた。試合では守護神のGK山岸範宏選手(38)が負傷退場し、今後の戦いに不安要素も加わった。今こそ奮起が必要だ。

 ギラヴァンツのシュートは相手(5本)の倍以上の11本で、ゴール目前であと一歩押し込めないシーンもあった。4本のシュートで相手を脅かしたFW小松塁選手(33)は「勝てた試合だったかなという印象」と悔しさをにじませた。

 原田武男監督は試合後、「栃木は守備が固く、思い通りに動かなかったのも事実だが、本当にチームとして勝ちたいのか、点を取りたいのか。気持ちが足りなかったんだ、と選手には伝えた」とコメント。精神面の強さを選手に求めた。

 栃木戦では心配な事態も。後半38分、GK山岸選手が相手選手と接触した際に負傷し途中交代。クラブによると「左肩の関節脱臼で全治6~8週間」と診断された。最短でも復帰は6月中旬ごろの見通しだ。

 ギラヴァンツに今季加入した山岸選手は栃木戦も含め、開幕以来全6試合に先発出場。腕をいっぱいに伸ばして相手シュートをはじくなどの好セーブを何度も見せ、「気持ちの強さ」を原田監督に高く評価されている。守護神不在の間、どう戦うのか。J2復帰の目標達成へ、他の選手には一層「強い気持ち」が求められる。


=2017/05/12付 西日本新聞朝刊=

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