【進め!ギラヴァンツ北九州】粘り不足 逆転勝利少なく 先制すれば勝率は高く 「スイッチ」前半から

敗戦後ベンチに引き上げるギラヴァンツの選手たち
敗戦後ベンチに引き上げるギラヴァンツの選手たち
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 サッカーJ3のギラヴァンツ北九州は今季25試合を戦い、11勝10敗4分けの8位。J2に自動昇格できる2位との勝ち点差は10となった。ここまでの試合を振り返ると、先制点を奪った試合では高い勝率を誇るが、逆転勝利は2回だけ。負けた試合のほとんども先制を許しており、チームには「粘り」とともに、前半からの勢いが求められる。

 ミクニワールドスタジアム北九州(小倉北区)でカターレ富山に0‐2で敗れた9月23日の試合。前半に先制され、追い付けないまま終盤にも追加点を許した。ピッチを後にする選手たちにはスタンドから「次は頑張れ」という声援とともに、ホームでの連敗だったこともあり「どうなってるの」といら立ちをあらわにした声も浴びせられた。

 今季、先制して勝ったのは9試合。そのうち7試合では前半のうちに得点しており、早い段階で流れをつかんだことが勝利につながっている。先制して負けたのは2試合だけだ。負けた10試合をみると、8試合で先制され、ひっくり返せないまま敗れている。

 原田武男監督は「先制されて勝てないのは事実。取られ方によっても精神的にきつい展開になっていく」(富山戦後の会見)と話す。今月8日のYSCC横浜戦では、大詰めの後半アディショナルタイムに失点し、1‐2で敗れた。「スイッチが入ったのが後半からだった」と選手の一人はコメントしたが、前半から「スイッチ」を入れ、勢いに乗らないと戦いは厳しくなる。

 台風で中止の試合の代替だった11日のセレッソ大阪U-23戦は、先制されて一度は逆転したものの、終了間際に追いつかれて引き分けた。奮起を見守りたい。


=2017/10/13付 西日本新聞朝刊=

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