J3北九州、GKの山岸選手が引退会見 川口能活氏からエール/一問一答

引退会見に臨む元日本代表GK山岸範宏選手
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ビデオメッセージを寄せる川口能活選手
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 サッカーJ3のギラヴァンツ北九州は2日、ホームのミクニワールドスタジアム北九州(小倉北区、ミクスタ)で福島ユナイテッドFCとの今季最終戦を無得点で引き分け、6勝9分け17敗の最下位(全17チーム)で今季を終えた。試合後、現役を引退する元日本代表GK山岸範宏選手(40)の引退セレモニーと記者会見が開かれた。山岸選手は万感の思いを込め、チームの昇格を後輩たちに託した。

-今の心境は。

 「なかなか気持ちの整理がつかない部分があった。セレモニーをしたり、サポーターと写真を撮ったりしているうちに(引退する)実感が湧いてきた」

-試合終了間際、目頭を押さえていたように見えた。

 「実は涙もろい。18年間のいろんな思いが入り交じった」

-今季は中盤から出場機会がなかった。

 「葛藤はあったが、これまでの自分の積み重ねを裏切らないように、毎日100%の努力を続けてきた」

-ギラヴァンツで印象に残る試合は。

 「(落成したばかりのミクスタで、ホーム戦最多の1万4935人が来場した)昨季の開幕戦。満員の中で緊張感のある中でプレーできたのは、記憶に残っている」

-今後のプランは。

 「何も決まっていないが、指導者としてGKの育成をしていきたいと思っている。自分の経験を還元していきたい」

-チームに伝えたいことは。

 「プロとして生き残るには、試合やチームメートなどとの競争で『勝利』が必要。有望な若手も多くいる。J2に昇格して、J1で戦う準備をしてほしい」

    ◇   ◇   

 ギラヴァンツ北九州は、山岸選手の引退セレモニーで、一部の選手の態度が不快感を与えたとして公式サイトで謝罪した。玉井行人社長が4日、「お詫(わ)び」の声明文を発表した。

 ●「ギシは常に全力」 山岸選手の引退セレモニーには、2006年ワールドカップでともに日本代表に選ばれ、同じ2日に現役を引退したJ3のSC相模原GK川口能活選手(43)からビデオメッセージが寄せられた。川口選手は「ギシは常に全力でチームに尽くしてきた。これからもサッカー人として頑張ってください」とエールを送った。

=2018/12/07付 西日本新聞朝刊=

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