J3北九州、新監督に「昇格請負人」小林氏 4クラブをJ1へ導く 再建へ全権委任

 名将に全権委任!! 今季J3最下位に終わったギラヴァンツ北九州の新監督に、J1清水前監督の小林伸二氏(58)が就任することが16日分かった。近く発表される見通し。チームの強化や育成、普及を統括する新設ポストの「スポーツダイレクター」も兼ねる予定で、大分トリニータなど4クラブをJ1へ導いた「昇格請負人」にクラブの再建とJ2復帰を託す。

 小林氏は2001年6月、当時J2の大分で初めてJリーグの監督に就任。堅守とそつのない攻撃の構築に定評があり、02年に大分、08年に山形、13年に徳島、16年に清水でJ1昇格を決めた。

 北九州は今季J3最少の22得点にとどまり、17チーム中最下位。柱谷哲二監督をはじめとしたコーチ陣と佐野達強化育成本部長が総退陣した。一からの出直しとなる来季、J1・J2通算で544試合指揮した小林氏の実績と手腕に託した。

 スポーツダイレクターの具体的な業務内容は今後詰めるもようだが、チーム編成や下部組織での選手育成、サポーターを増やす普及活動の面でトップに立つ予定。Jリーグを熟知している小林氏の色を全面に出し、改革を進める。

 ◆小林伸二(こばやし・しんじ)1960年8月24日生まれ。長崎県雲仙市出身。長崎・島原商高で77年の全国総体優勝に貢献し、大商大を経て83年から日本サッカーリーグ(JSL)のマツダ(現J1広島)でプレー。現役時代はFW。90年に引退後は広島ユース監督などを経て、2001年に大分の監督に就任。C大阪や山形、徳島の監督を経て16~17年に清水を率いた。監督としてのリーグ戦通算成績は、J1が257試合63勝66分け128敗、J2は287試合141勝65分け81敗。07年にはJ2アビスパ福岡で現場を統括する管理強化部長を務めた。

=2018/12/17付 西日本スポーツ=

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