1年目明豊に100年の壁 ルーキー軍団 成長の糧 「独特の緊張感」力出せず

【男子2回戦・文徳‐明豊】宮田(文徳・右)に面を決める武蔵(明豊)
【男子2回戦・文徳‐明豊】宮田(文徳・右)に面を決める武蔵(明豊)
写真を見る

 創設100周年を迎えた玉竜旗での「デビュー戦」はほろ苦かった。シード校として臨んだ創部1年目の明豊が、2回戦で大将同士の末に文徳(熊本)に惜敗。「自信はあったのに…」。土壇場での2人抜きも報われず、大将の武蔵治斗(1年)は肩を落とした。

 系列の別府大が「高・大一貫」での強化を目指して4月に創部。岩本貴光総監督は2008年に日田(大分)で全国総体を制し、同年の大分国体でも県勢を男女優勝へ導いた。別府大でも監督を務める名将の下に、中学時代に県内外で活躍した9人が集まった。

 大分・日田東部中3年時に全国中学校大会に出場した伊藤勇太朗主将は「日本一を経験した方の下で成長したかった」と話す。別府大で1日に3時間半、大学生と剣を交え、短期間のうちにスピードやパワーに慣れ、駆け引きを学んだ。

 6月には全国総体大分県予選で優勝。県内に新風を吹かせたが、大舞台では力を出し切れなかった。「独特の緊張感に慣れていなかった。1年生だから仕方ない。伸びしろはまだまだある」と岩本総監督。大旗に挑む明豊の歴史は始まったばかりだ。

=2016/07/28付 西日本新聞朝刊=

西日本新聞のイチオシ [PR]

西日本新聞のイチオシ [PR]