ソフトB工藤監督、就任後初めてマウンドへ 過去に苦い教訓

9回無死から西武・秋山に、この試合初安打を許したミランダへ声をかける工藤監督(中央)
9回無死から西武・秋山に、この試合初安打を許したミランダへ声をかける工藤監督(中央)
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 ◆ソフトバンク5-1西武(25日・ヤフオクドーム)

 ソフトバンク工藤監督が、就任4年目で初めて自らマウンドへ向かった。

 来日2度目の登板だったミランダが、ノーヒットノーランの期待を背負って9回のマウンドへ。ところが先頭の秋山に右翼フェンス直撃の痛烈な当たり(単打)を許し、快記録達成はならなかった。

 ここでベンチを出て、通訳を伴いミランダのもとへ。試合後に「一本打たれたら行こうかなと思っていた。目標が途切れたとき、そこまでの緊張感もあっただろうし、本人の顔を見て(続投を)判断しようと思っていた」と明かした。

 自身は名古屋電気(現・愛工大名電)高時代の1981年夏の甲子園、長崎西との2回戦でノーヒットノーランを達成。ただプロ入り後は達成がなく、西武時代の86年7月13日近鉄戦で9回1死から、ダイエー時代の99年9月11日近鉄戦で8回2死から、いずれも鈴木貴久に快挙を阻まれていた。

 特に86年は初安打からまさかの1イニング5失点を喫していたこともあり、そこまで快投を演じていたミランダのその後を案じての行動だった。

 本人の「まだいきたい」との希望を支持して続投させたが、1死から浅村の適時二塁打で完封も消滅。四球で2死一、二塁として中村に打席が回り、降板を命じるほかなかった。

 それでも首位との直接対決で助っ人が見せた快投に、指揮官は「よく投げてくれた。あそこまで集中力を切らさず、すばらしい投球をしてくれた」と感謝。ここにきての8連勝で6ゲーム差とした。


=2018/08/25 西日本スポーツ=

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