G杉内が古巣ヤフオクDで引退あいさつ、王さんからねぎらい 思い出は涌井と…

あいさつに訪れた高谷に手を振る杉内
あいさつに訪れた高谷に手を振る杉内
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 今季限りでの現役引退を表明した巨人・杉内俊哉投手(37)が22日、古巣ソフトバンクの本拠地ヤフオクドームを訪れた。

 2011年オフに巨人移籍するまで、ダイエー、ソフトバンクで10年間プレー。「お世話になった方々、皆さんにあいさつを」と、スーツ姿でかつての本拠地の門をくぐった。

 在籍当時の監督だった王会長からは「17年間よく頑張った」とねぎらわれ、特徴的な投球フォームについても「力を抜いて投げるお手本だった」とたたえられたという。

 「懐かしいですよ。若い選手とは面識ないですけど、松田(宣)とかあいさつに来たし、長谷川(勇)とかも」と後輩たちの姿に笑顔。「彼らも、もう34とかですから(松田宣が35歳、長谷川勇が12月で34歳)。早いなと思いますね。(自身を指して)おじさんだな」と苦笑いも浮かべた。

 同学年で競い合ってきた間柄の和田とは「電話だけ」ながら連絡を取り「ワッチ(和田)も今、苦労していますからね」と、左肩リハビリ中の盟友を気づかった。

 ヤフオクドームは「一番、投げやすかった」球場だと言う。「マウンドが好きでした。最近はマウンドが硬くなっている中で、掘れる感じがよかった。なかなかホームランが出る球場でもなかったですしね」。15年のホームランテラス設置以前は国内有数の広さを誇った、在籍当時のホームを懐かしんだ。

 同球場での思い出の試合を聞かれると「何だろう」と少し考えてから「涌井の試合。クライマックス(シリーズ)ですね」と、11年のCSファイナルステージ第3戦を挙げた。当時西武の涌井(現ロッテ)と投げ合い、互いに譲らず9回まで無失点。互いに延長10回に1点を失って途中降板となり、そろって悔し涙を流した(延長12回にサヨナラ勝ちしたソフトバンクがCS突破)。

 12日の引退表明から10日。「もう楽なもんですね。すっきりしましたね」とすがすがしい表情だ。ソフトバンク、オリックスが試合前練習を行っていたグラウンドには、あえて姿を見せることなく、プレーボール前に球場を後にした。

=2018/09/22 西日本スポーツ=

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