ソフトバンク和田の願いは「短パン」 3億円ダウン更改中、球団に要望

契約更改を終え、記者に囲まれる和田
契約更改を終え、記者に囲まれる和田
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 ソフトバンクの和田毅投手(37)が18日、ヤフオクドーム内で契約更改した。今季年俸4億円から、野球協約の減額制限(年俸1億円超は40%)を大幅に超える3億円ダウン。1億円プラス出来高の1年契約でサインした。(金額は推定)

 春季キャンプ中の左肩違和感からリハビリが続き、3年契約最終年の今季は1軍登板に至らなかった。その経緯から、契約交渉の席上、福岡県筑後市のファーム施設での練習環境について、球団に要望。その内容を契約更改後の記者会見で明かした。

 「筑後の夏は相当、暑い」という実感に基づいて提案。「僕は結構、走ったりするので。チームで統一したハーフパンツを選手に支給していただけないか」と提案したという。チーム練習は、ファンの目に触れる場所では原則的にユニホーム着用。「ユニホームって生地が分厚くて熱が結構こもる」。圧倒的なランニング量を誇るベテランの言葉に、力もこもった。

 また屋内練習場も「かなり暑い」という。「冬はまだ体が動く分だけ、随分いいですけど。夏の室内の暑さは多分…この中でも経験した方はたくさんいると思う。『どうにかならんかなぁ』と皆さん思ってると思うんですけど」と会見場の報道陣にも“共闘”を呼び掛け、笑わせた。

 「ちょっと危ないレベルのときもある。空調か、風通しを良くするか、検討していただけないかと。すぐには難しいと思うけど、年々、気温も上がっているので」。巨大な容積をカバーする空調の光熱費の大きさは頭に入れており「せめてブルペンだけでも…とか。キャッチャーは防具をつけているし、裏方さんも相当な暑さの中でやってもらっている」と付け加えた。

 米球界からソフトバンクに復帰した2016年は、球団のファーム本拠地が福岡市から筑後市に移転したタイミングでもあった。同年オフは、シーズンオフに球団スタッフがファーム施設へ通う交通費の一部負担を要望。17年オフは、移動の負担が大きい故障者向けのリハビリ施設を福岡市内に設けることなどを要望しており、ソフトバンク復帰後は例年、ファーム施設の実態に基づいて提案を行っている。

 筑後のファーム施設は稼働から3年が経過し、球団も暑さ対策を検討していたという。今回和田が提案したハーフパンツについては、着用できる練習場所や対象選手も含め、球団内で了解が取れさえすれば導入へ動く構えという。屋内練習場の空調や換気については今後、検討を続ける。

=2018/12/18 西日本スポーツ=

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