SB和田、奨学金に有志で寄付「僕も2年前まで返済」

日本財団「夢の奨学金」に寄付した和田。右は奨学生の伯野海人さん
日本財団「夢の奨学金」に寄付した和田。右は奨学生の伯野海人さん
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 ソフトバンクの和田毅投手(38)が10日、日本財団「夢の奨学金」に寄付金を贈呈した。

 「夢の奨学金」は、児童養護施設などで育った社会的養護出身者を対象とした返済不要の給付型奨学金。趣旨に賛同した和田は昨年12月、プロ野球選手や球団の慈善活動を支援するNPO法人「ベースボール・レジェンド・ファウンデーション」が主催した東京都内でのチャリティーイベントに、チームの後輩千賀、ヤクルト館山、畠山、楽天則本昂、オリックス吉田正に声を掛け、ともに出演。イベントの収益の一部と、インターネット上の募金で集まった善意を合わせた計66万6851円を寄付に充てた。

 寄付金は「夢の奨学金」の中でも、スポーツ関係での進学を目指す学生の支援に役立てられる。実際にこの奨学金を利用して福岡大に進学し、今回の寄付金の一部も活用することになる伯野海人さん(20)=同大2年、ボクシング部所属=に、タマホームスタジアム筑後で和田から目録のボードが贈られた。

 和田は「僕自身も奨学金をもらって大学に通い、2年前まで返済していた」と明かした。島根・浜田高から早大に進学する際はプロ野球選手という進路は念頭になく、15年ほどの返済計画。その後、特に変更する必要を感じず、当初の計画通りに返済を続けていた。

 「奨学金にはいろいろなタイプがあるが(返済不要の)給付型というところに賛同し、寄付させていただくことになった」と言う。成績に連動したワクチン寄付活動を行うなど、もとより社会貢献に強い関心を持ち「プロ野球選手として、チームの垣根を越えて、こういう活動をさせてもらえた。今回が第1回。第2回、3回と、いろいろな形で貢献していけたら」と今後もアンテナを広げ、有志でできる活動を模索する。

=2019/03/10 西日本スポーツ=

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