甲子園V校同士が対外試合 小倉、佐賀北に連勝

2試合目の8回に2ランを放ち、ホームインする小倉の河浦
2試合目の8回に2ランを放ち、ホームインする小倉の河浦
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甲子園で優勝投手となった佐賀北の久保監督(右から2人目)からエールを送られる小倉の投手陣
甲子園で優勝投手となった佐賀北の久保監督(右から2人目)からエールを送られる小倉の投手陣
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 高校野球の夏の甲子園で優勝経験のある九州の公立校同士の対外試合が20日、実現した。1947、48年に2連覇した伝統校の小倉(福岡)が、北九州市小倉北区の同校グラウンドに、2007年の選手権大会を「がばい旋風」で制した佐賀北を招待。オールドファンも観戦する中、小倉が2試合ともに勝利した。

 エースの投げ合いとなった2試合目は、小倉が8回に打者13人で8点を奪って突き放した。圧巻は小倉の主戦、河浦圭佑(3年)の強打だ。相手2番手左腕のスライダーを中越え2ラン。「真っすぐと変化球の両方を待った状態で完璧に打てた」と高校通算5本目の本塁打に笑みを浮かべた。

 140キロ台中盤の直球を武器に小倉を「春の福岡王者」に導いた快速右腕。「力んだ」というこの日は8回で8与四死球の“大荒れ”だった。試合後は甲子園優勝投手の佐賀北の久保貴大監督(28)から「自分の努力とバック(の野手陣)をどれだけ信じられるかが大事」とエールを送られた。深くうなずいた河浦は「投げ込みと走り込みで追い込む」と決意を新たにした。 (西口憲一)

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佐賀北・久保監督は感謝「貴重な一日に」

 昨夏の佐賀大会後に就任した佐賀北の久保監督は「貴重な一日になった」と小倉に感謝した。昨秋、今春ともに県8強止まり。レベルアップが必要な現状で、好投手の河浦を擁する小倉と対戦できたのは大きかった。「あんなに速い投手は佐賀にいない。得点できて選手は自信になったのでは」と機動力を絡めた攻撃に手応えを得た。

=2018/05/21付 西日本スポーツ=

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