初の明伝戦2500人が歓声 「藩校対決」明善が伝習館下す

初の定期戦「明伝戦」を終え、記念撮影に納まる両校の選手たち
初の定期戦「明伝戦」を終え、記念撮影に納まる両校の選手たち
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 久留米藩と柳川藩の藩校の流れをくむ明善高(久留米市)と伝習館高(柳川市)の野球部による定期戦「第1回明伝戦」が30日、久留米市野球場であり、両校の全校応援を含めて約2500人が詰め掛けた。試合は明善が7-4で勝った。

 明善の野球部は1897年創部で、旧制中時代の1916年に全国中等学校優勝野球大会(現在の夏の全国選手権)に出場。伝習館の野球部は1901年ごろの創部で、春夏を通じて甲子園出場はない。明伝戦は定期的に全校応援ができるようにしようと、伝習館側が打診して実現した。

 明善が一塁側、伝習館が三塁側のスタンドに陣取り、試合前後にエール交換。明善の神代啓志郎主将は「ベンチとスタンド一体で楽しくやることができた」と笑顔を見せ、伝習館の野中亮主将は「声援が後押しになり、いつも以上のプレーができた」と声を弾ませた。

 明伝戦は来年以降も継続するといい、試合に先立つ開会式では明善の内田武文校長が「母校愛、郷土愛を育み、地域に活力を与えたい。明伝戦が10年、20年、100年と時を重ねることができるよう祈念している」とあいさつした。

=2018/05/31付 西日本スポーツ=

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